発端は今年の3月、携帯の機種変更の時である。携帯ショップの待ち時間に店にあったルービックキューブを手に取った。そのルービックキューブは、4×4×4のルービックキューブで2面揃うと粗品が、6面揃うとさらにプレゼントがもらえるというものだった。しかし、挑戦をしていると妙なことに気が付いた。1面は揃うのだ。しかし2面がそろわない。確かに、4×4なだけのことはある。

 しかし気が付いた。揃った面を上段にしたときの上段側面の色がバラバラなのだ。そこをそろえようとすると…揃わない。絶対に揃わない配列になっているのだ。

 慌ててほかの色をそろえようとするも他も同様、2面がそろわないようになっていたのだ。私は、やられたと思い家に帰った。

 

 そして昨日、母親の機種変更についていきあのルービックキューブを確認した。今度は隅々まで確認した。すると、8つの頂点の一つに同じ色が2つついていた。通常あり得ることのない配置、私は店員に「揃わない!」と言おうとした。しかし、ある疑問が湧いたのだ。

「どうやってシールを張り替えたのか?」

 このルービックキューブは古いもので6色のシールが貼られている。シールにはがしたような痕跡はなく、はがそうとすると簡単にやぶれるようなものだった。万が一、張り替えようものならすぐに気づくだろう。私はこの時そこが気になり、問い詰めるような真似はやめた。

 そして今日、風呂に入っているときに、これが店側が行ったということと、その方法が分かった。以下、解決編

 

 

 

 

トリック:なんてことはない、考え方が違っていたのだ。どうやって剥がしたのかを考えるのではなかったのだ。そもそもシールは全て剥がされていたのだ。

 まず、市販のルービックキューブを購入し、しーっるを全て剥がす。そして、貼られていたシールに近い新品のシールを慎重に張り付ければ、初めからそうだったかのような形になるのだ。そして、はるときに配置を少し変えておけば、一生揃うことなどない。

 

店がした証拠:これはあくまでトリックだけだ。客が景品馬手にしたかもしれないだろう。しかし、そうだとすれば複数の点で疑問が生じる。なぜ、わざわざ張り替えて揃わない形にする必要があるのか。その行為が見つかるリスクがあまりにも大きいこと。矛盾は尽きぬほど出てくる。これだけでも店側だという証拠には足りるだろう。

 

 

しかし、そうであったところでどうという気はない。店側も理由があってのことだろう(と、信じておく)し、わざわざ介入する気もない。あくまでこれは推論であり、真実であるとも限らない。実話から想像した推理小説のようにとらえてほしい。