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第2章 乱心
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長女出産から、13年振りに産まれた
次女は、久しぶりの赤ちゃんで、
本当に可愛く思った。
長女の頃は、若く、自分自身が
まだまだ子供だったので、
子育ても、毎日の生活も、
必死で、しんどくて、不安ばかりだった。
長女がまだ2、3歳の頃、池田小学校
殺傷事件があった。
近くだったこともあって、
私の中では、非常にショッキングなニュース
だった。
ニュースで詳細を知る度に、とても怖くて、
不安で、自分の子供がもし、、、
と考えるだけで、心が硬直した。
当時、最初の結婚していた時の
主人にその不安を話すと、
俺が守るから大丈夫。と言ってくれていた
けれど、その時の私は、異常な恐怖心で
いっぱいだった。
※学生の頃に痴漢にあってから、トラウマで、
[未遂だったから良かった]犯罪系が異常に怖かった。
もし、私らのいない、
保育園で起こったら
どうする?
仕事であなたがいない時に起こったら
どうしたらいいのよ!
と、計り知れない不安が押し寄せ、
精神的にも、かなり不安定だった。
※その後、空き巣にも入られ、
何も取られていなかったのが、今でもちょっと
笑えるけど。トラウマ要素が強くなり、
玄関から外に出られない日もあった。
こうやって、
最初の結婚の事を思い出すと、
不安、恐怖、しんどい事を
思い出してしまうけれど、
楽しい想い出もたくさんある。
人は、楽しさや、幸せなことより、
辛さや、苦しみの方をより
覚えているもんだから・・・
それから、
数年後、今の主人と再婚し、
次女が産まれ、子育ては、
年齢的にも余裕もできて、
ただ、可愛い。
泣いても、可愛い。
子育てって、楽しい。
そんな気持ちが一番だった。
母親が、穏やかに子育て
出来ているからか、
次女は、良く寝て、
とても育てやすい子だった。
また、私達夫婦や、長女にとって、
次女は、癒しを与えてくれる唯一の
存在だった。(それは、今も同じ)
そんな毎日が幸せの中、
何故か、夫婦の間には、
少しずつ、溝が出来ていく。
夫は、真面目で、仕事に対しても
向上心があり、いつも、
結果を出そうと、コツコツと
努力をしてきた。(今もしている)
家族に対しても、
他人に対しても、気遣いと、
思いやりがある人。
夫はそんな人なのに、
いつの頃からか、
私の中には、夫に対する
不穏な感情が芽生えだしてきた。
どうして、あなたはそうなの?
そんな、夫を見下す感情が
現れてきた。
これと言って、悪いところもなく、
今の夫には、責める材料が無かった。
責める材料にしたのは、
夫の身体的な事や、癖みたいなところ。
その反面、
真面目で、優しい夫に対して、
どうしてこんな見下しをしてしまうのか、
どうしてもっと愛してあげられないのか、
夫の期待や、愛に応えられない、
罪悪感の狭間でどんどん、追い詰められ、
夫に対して、
心を閉ざしていった。
その頃から、言い争いが絶えなく
なっていた。
私は、そんな毎日が苦しくて、
逃げるように、
同じ様な感覚の友達と会って、
お酒で、溜まった鬱憤を晴らす
日々になった。
パパも、きっと
苦しかったんだろうね・・・
当然、夫婦関係も益々悪くなる。
お互いに、激しく主張する性分なので、
朝から、酷く怒鳴り合ってたことも、
少なくなかった。
まだ幼い次女の前で
何度喧嘩していたことか・・・。
そんな時、いつも、長女が、
泣いている次女を抱きしめ、
慰めてくれていた。
いつも、喧嘩の後は、
後味の悪い感情の渦に
苛まれて、本当に、本当に、
苦しかった。
そんな日々で、少しでも楽になりたくて、
心理学や、心の世界を発信している方の
ブログを読みあさったり、本を読んだり、
セミナーに参加したり、引き寄せの法則を
学んで、実践もしたり。
また、有名な方のイメージトレーニングは、
三年以上、受講した。
どうしても、この苦しみから
抜け出したかった。
そうやって、
色んな事を試した。
しかし、どれも、
その時だけ少し楽になった様に感じても、
結局は、何も変わらない。
また、同じ感情が起こり、
同じ様な状況になった。
数年、色々勉強したけれど、
全て、何も変わらなかった。
変わったのは、私の傲慢さが
酷くなった事だった。
どれも、これも、
自分を大切にする。自分を満たす。
お金が入ってくる。成功する。
理想の自分になれる。
そんな、
自分、自分、自分、の世界。
その頃の私は、自分の事しか考えない、
わがままな、乱心状態。
男は女に尽くし、女は自分に尽くす!
今でも人気の有名ブロガーの言葉を
鵜呑みにしていた。
↑元々、素直な方なので、
直ぐに影響される。
ぞっとする、傲慢さ満載の私。
その頃の自分のブログは
世に出してはいけないと、
全部削除したわね。
ラーメン屋の夫の友達にも、
よく、嫌味を言われた。(←そらそうだろ)
そんな私を受けいれない夫を、(←当たり前)
もっと嫌になり、どんどん溝は深まる。
たまたま、夫を見たママ友達から、
優しそうな人だね。と、言われるたびに、
気を使って、そう言ってくれてるんだと、
思っていたし、
出来れば、紹介もしたくなかった。
うん?
その言葉、どこかで聞いたね・・・。
そんな、乱心の日々は、
まるでジェットコースターの
ような状態。
傲慢さもありながら、
反して、同じだけの、罪悪感と、
そしてそんな自分を責めた。
浮き沈みしながら、今にも
沈んでいきそうな沈没船の様だった。
どんなに、自分を満たそうと、
自分を喜ばせようと、
好きな事をしていても
心は、満たされなかった。
↑自分を喜ばせましょう。
自分を愛しましょう。
好きだけをしましょう。
お金は、出すと入ります。
神社には一万円賽銭しましょう。
募金や寄付すると、自分に返ってきます。
そんな、自分だけにフォーカスした世界に、
どっぷりハマっていた。
夫婦関係は、お互いに傷だらけだった。
そんな日々を数年過ごしたある日、
ようやく、光が差してきた。
最初は、その方が何を言っているのか、
あまり理解ができなかった。
思考でわかろうとしていたから、
理解出来なかったんだと、
今なら分かるのだけれど、
その頃の私には、分からない。
ただ、ただ、無償の愛で、貴女の周りを、
夫や子供、仕事、全てを、愛と光で
満たしなさい。
そう言われても、どこか、
愛?無償の愛?
そんなん、綺麗事だよ。
マリア様じゃないんだから、
簡単にそうなれたらいいよね。
その時は、無償の愛と言うワードが、
私には、どこかむず痒く、苦しく感じた。
だけど、不思議とその方のお話を
聞くのをやめようとは思わなかった。
半信半疑ながらも、そこに行く度に、
何故か、どんどん、心が軽くなる感覚があり、
毎月、通った。
(今も通っている)
魂が、求めていたんだね。
その方にお話を聞くこと、数ヶ月、
ある時、ふと、大きな感覚を覚えた。
何か、大きな物が、頭上に
どんっと落ちてきたような感覚。
それは、おへその下までに、響いた。
私は、夫の中に「父」を
見ていた。
パズルのピースが合うように、
全ての辻褄が合っていった。
詳しくは、父を見ている自分を見て
いることになるのだが ・・・
つづく。
ごめんなさい

