今季のバレー界はとにかく退団ラッシュ。引退は毎年のことだけど、移籍するのかなっていう退団も相当で、もう誰がどこに居るやら居ないやら…

 

新リーグ発足に向けたそんなあわただしいなか、とうとうあの九州唯一の男子バレートップリーグ在籍経験チームの大分三好ヴァイセアドラーが休部と言うことに。

もうそのニュース記事は貼り付けないけど、3月にオーナーで部長を務めた三好博院長が急逝され、チーム経営として相当大変になったことも大きいよう。特に今回は新リーグへの参加条件などが経済面や集客など厳しく設定されたようだし。

院長が亡くなったニュースを見て、三好のリーグ参加継続は厳しいのではというファンの声は聞こえていた。

それが4月も末に近づいたころにネット記事で「廃部」と出た。まだ当該チームからの発表はされていない時に。もうリミットまで時間がない中で有志の発案で電子署名活動も行われたけれど、とにかく時間がなかった。もちろん院長ご存命の頃からチーム経営改善などには動かれていたとは思うのだけど…

間に合わなかった。もちろん母体の経営や方針での休部廃部は過去にもあった。男子で言うと日本鋼管とか富士フィルムとかNEC、私が応援してた日新製鋼とか。だから三好だけがかわいそう、とは言えないのだ。

でも、九州で唯一トップリーグに参戦して試合を見る機会を作ってくれたのは三好。バレーが好きな院長が作って地道に力をつけてトップに上がり、医療の仕事と両立しながら選手たちは頑張って、入れ替え戦も何度も経験して2部と行き来しながらもトップレベルの力を維持してくれた。そんなチームが九州からなくなってしまうのは本当に寂しい。

 

思い返せば私は何度も大分三好ヴァイセアドラーの記事を書いていた。

 

 

 

なんでだろう。応援していた選手は違うんだけど、やっぱり九州で頑張ってくれているチームとしてずっと存続してほしいと思っていたんだよね。

このブログを始めて割と初めの方にすでに記事を書いてるし、その後もちょいちょい書いてた。

改めて読み返しても特定の選手を応援して書いたわけじゃなくて、九州三好ともいえるようなチームとして見ていたんだなって思う。

リーグ参加の道は一旦途切れた休部。トップリーグに返り咲く日をなんて簡単に言うことではないけど、ちびっこたちのバレー教室などもやっているとのこと、地域に根差したクラブとして存続してほしいな。

 

大分三好ヴァイセアドラーのおかげで九州でトップレベルの試合を見ることが出来て良かった。ありがとうみよし、三好院長!