バザーパートの収益金について説明したいと思います。
例年、記念祭でのバザーパートでは10万円~35万円の利益が出ます。
商品はすべて提供品なので、原価は0円ですが、商品価格は20円のものもあれば、2000円などの高額なものもあります。商品数としては毎年2000点以上が提供されています。
収益金は全て(ホントのホントに全額です!)寄付をしています。
スタッフが報酬を貰ったり、記念祭の運営費用に使ったりということは1円たりともしていません。
では、その収益金がどのように使われていくのか説明したいと思います。
第87回武蔵高中記念祭から毎年、収益金の中から10万円は、『学校保健室支援活動』という寄付金に当てられています。
この『学校保健室支援活動』というのは、日本の学校とフィリピンの学校が1対1の関係で、日本の学校がフィリピンの学校保健室を支援する、という活動です。
つまり、日本の学校が、フィリピンの学校保健室のスポンサーとなる、ということです。
なぜ、スポンサーになるのかというと、保健室をただ設置するだけでは意味がなく、その保健室に定期的に薬などを補充しなければいけないということで、継続的に支援できるようにする為の仕組みが、この『学校保健室支援活動』という制度なのです。
そしてこの活動には、ただ寄付をするだけではなく、この支援を通して、フィリピンの学校と日本の学校が交流をはかる、ということも目的とされています。
しかしながら、その交流は学校全体を通して行われている訳ではなく、学校内においても一部の教師しか知り得ません。
そこで、第90回武蔵高中記念祭バザーパートでは、この支援活動をより多くの方に知ってもらい、学校全体で支援・交流がはかれるような体制を築きたいと思っています。
この説明だけでは曖昧だと思うので、『学校保健室支援活動』について詳しく書かれているサイトを紹介したいと思います。
http://jpva.org/hoken.html
▲日本フィリピンボランティア協会の公式HPで紹介されています
ちなみに、この寄付の際に、フィリピンの学校への寄付金は「日本フィリピンボランティア協会」という組織を通して寄付しています。
先程書いたように、スポンサーになっている、ということなので、世間一般の寄付と違い、寄付しているフィリピンの学校についても詳しく知る事ができます。
要するに、収益金の使い道を具体的に知る事が出来るのです。
(実際にフィリピンに行くことも可能なので、それを現在検討しています)
その為に、例年、日本フィリピンボランティア協会を通した『学校保健室支援活動』に収益金を寄付しています。
収益金は結局、このように使われています。
この事を知った上で、バザーという活動にご協力して頂けると助かります。
なお、収益金が10万円以上の場合は、残った収益金をまた別の寄付金に回してます。
(例年はユニセフなどに回されています)
この記事を読んで、フィリピンの子供たちの為に商品を提供しよう!と思って頂けたら幸いです。
たくさんの提供品をお待ちしております。
PS
日本フィリピンボランティア協会への取材を近日行うので、さらに詳しく収益金のその後をご紹介できると思います。