June 28 2016 | ふぉーみゅら わん 日々徒然

ふぉーみゅら わん 日々徒然

F1にまつわる事、気になることを日々徒然。

ほー、なるほど。

これは納得。
たまにはメカの話でも。。。

 

メルセデス、違法なF1タイヤ空気圧の制御トリックが明らかに?

http://f1-gate.com/mercedes-benz/f1_31664.html

以前からタイヤの内圧値を高めに設定していたピレリ。

今年はより上げの方向だったけども…。

これがホントかどうかは別として、

中々やりますなぁ。

 

そもそもホイルにフィッティング済みのタイヤは

その状態ではタイヤ内のエアのコントロールはできないしね。

ヒーター的なデバイスでブレーキやタイヤに繋がる車軸を温める。

熱伝導でもって空気の温度を上げると…。

中継でも最近よく出てきた シャルルの法則の応用ですな。

”圧力が一定であるかぎり体積と気温が明らかに比例することを見せる。”

 

つまり空気を温めれば、体積が増す。

この場合はタイヤの中で膨らむ状態になるので、内圧が上がる。

逆に冷やしてやれば萎むと。

 

ピレリの測定時には温めて膨らまし、

そして走るときにはデバイスを外して実走での理想値まで萎ますと。

まぁ、じきにデバイス禁止の通達が出そうですけども、

頭使うってやっぱいいよねー。