「求めない練習」


 書店に訪れた際、タイトルに惹かれて購入。


__人間は生きている限り、欲しいものを手に入れても、また次の欲が生まれ、苦痛を感じてしまう。


 どきっ。


 それが分かりやすく現れるのが物欲だ。

 欲しいものを苦労して手に入れられたら嬉しい。でもそれは一時的なものなので、すぐ飽きて別のものを欲してしまう。負の無限ループ。たぶんドーパミン中毒。


__本当の幸せは「満たすこと」ではなく、「求めないこと」から生まれる。


 今の自分に必要なことだと思った。





 今やテレビやネットでは毎日のように新商品の情報が流れてくる。情けないことに、私はそういう広告の類に振り回されることが多い。

 見なければ済む話ではあるが、そうはいかない時もある。

 とはいえ、新商品が出るたび目移りしてちゃキリがない。時間もお金も有限なのだ。いつまでこんな無限ループを続けるのだろう。

 今一度自問自答してみよう。

 

 そもそも、何故こうも自分は流行に踊らされるのか。

 →他人に遅れを取りたくないから?


 では何故遅れを取りたくないのか。

 →時代遅れと馬鹿にされるのが怖いから?


 では誰に馬鹿にされるのか。

 どういう状況で馬鹿にされるのか。

 誰が自分に興味あるのか。

 →………




__外部に新しいものを探そうとするのではなく、いま持っているものの価値を振り返ってみるべきだ。


 今持っているものが把握できていなかったので、本棚の奥底に眠っていた本や物置の中のものまで全て引っ張り出しました。

 うちってこんなに物(またはゴミ)があったのか…と唖然としました。しかもどれも一回目を通したきりのものばかり。

 既に持ってる本からも有益な情報は得られそう。新書に手を出すのが悪いこととは言わないけど、それで家にある本を読まなくなるのは勿体ないよなぁ…。

 断捨離はマジでおすすめです。





__いくらお金があっても心が貧しい人は不幸だ


 この理屈がイマイチ理解できない自分は心が貧しいというわけか。

 よくドラマなんかである「金持ちが貧乏人をいじめるシーン」、あれは逆じゃないかと思う。

 貧乏だから心まで貧しくなるのであって、金持ちは精神的にも余裕があるしそもそも貧乏人の相手はしないと思うのだが。

 自分が金持ちになったらどうしよっかな〜。(妄想中)……おいおい、最終的に手持ちが0になったぞ。

 お金があっても次から次に欲しいものを買い続けていればいずれ底は尽きる。

 遊んでばかりいてお金を増やそうともしないなら尚更だ。

 やっぱり心貧しかったです私、はい。

 真に豊かな金持ちほど金の使い方に慎重とはよく言ったものよ。

 とはいえ生活に必要な最低限のお金はなくちゃなぁ。






美貌、地位、名声…。


ないものねだりをしては理想と現実のギャップ、他人との比較によって苦しんでいた。


私もこれ以上何かを求めて苦しみたくない。


きっとないものねだりの根底には「他者に良く見られたい」という思いがある。


それを少しずつでもなくしていきたい。切実に。


退屈を愛そう。この毎日を愛そう。自分を愛そう。


いきなりは難しいかもしれないが、少しずつ。




ひとまずは、こういう本を買わなくても大丈夫な自分になることが目標かな。