最近、10数年ぶりに英語の勉強なんて始めたんです。

留学時代の記憶を必死に呼び戻して、脳みそフル回転で「デキる女」を演じようとしていた私。

でも、宇宙(というか私の脳)は、そんな私に強烈な「お笑いの神様」を降臨させました。


事件はモスのレジ前で起きました。

店員さん:「セットのポテトでよろしいですか?」

私:「あ、はい。セットのポテットです」

……え? 今なんて?ポテット?テットって何?

慌てて訂正しようとしたら、ここからがホラー。

私:「あ、すみません、ポテット。……ポテット。……ポ、ポテット!」

言えない。

何度やっても、口が「ト」を拒否して「ット」で着地する。

脳内では「Potato! 」と絶叫しているのに、口から出るのは「ポテットォ!!」

もう、ポテットのゲシュタルト崩壊です。 

店員さんはフリーズ。

私は半笑い。 

最後は「……(もうこれでいいです) 」という空気で、ポテットを召喚し終えました。


この「ポテット事件」から学んだ深い(?)教訓。 

それは、「完璧を目指してガチガチになった脳は、勝手にバグを起こして遊び始める」ということ。

「英語をボロボロに間違えちゃいけない」 

「ちゃんとした大人でいなきゃ」

そんな私のエゴが限界突破した結果、脳が「うるさーい!今は『ポテット』のリズムが最高なんだよ!」とストライキを起こしたんです。


でもね、不思議。 

「ポテト」と言おうとしていた時より、「ポテット」に支配されている時のほうが、なんだか面白くて生きてる実感がしたんです(笑)。


もしあなたが今、何かを「完璧にやらなきゃ」と自分を追い詰めているなら。 

私の口を乗っ取った「ポテットの神様」を思い出してください。

正解なんて言えなくたって、人生は続くし、モスはおいしい。 

むしろ、バグった時こそが「本当のあなた」の可愛げが溢れ出すチャンス。


完璧な発音よりも、一皿のポテット。 

崩壊したあとにしか見えない景色が、そこにはある。

それでは皆さん、今日も素敵な「ポテット・ライフ」を。 

心を込めて、ポテット。


※クリスマスに作ったポテットボール