マイ楽を迎えてしまいました。

2週間ぶりに見たザ戦は、とっても深まったような気がしました。

 

何故、水の国と砂の国の2番手は死んで

火の国はギリギリ生き残るのか?

 

特に弦流の殺陣ともダンスともいえる場面は

美しくも悲しい名場面だから

あの場面必要だったのわかります。

最後、湧水に抱きかかえられて死ぬところ

幸せそうで、湧水は悲しそうで泣けます。

また、湧水が源流の思いを知っていながら

黙っていたことを後悔するところとか

ヴィランを許さない感じで怒っているところなども含めて

もうとっても萌が…

藤原さんは、メイキングでの素の感じと舞台のギャップが凄すぎて

すごい役者だなあと思いました。

ヅカオタストライクのお役です。

 

一方、砂の国は、キザンを覚醒させるために

吏希丸は命を懸けてしまうんですが

「言っただろ、俺はお前を裏切らないって」って

でも、他にやりようがないのか、ないと思ってしまったのか

哀しすぎますよ。

最後、吏希丸もキザンの腕の中でこと切れますが

二人の演技というか関係性が

とっても深まった感じがして、これまた泣けました。

こちらはBLみが少ないのはちょっと残念ですが

友情とか国に対する義とかそういう感情がより感じられました。

最後まで笑顔をみせようとするところが

せおっちっぽくもありこれまた泣ける。

 

ああ、でも、せおさんのお顔は大変良く見えたのですが

片寄さんのお顔が吏希丸にばかり向いていて

お客(私のいた位置からは)はあまりみえませんでしたぞ。

宝塚だったら主演が相手役をずっと見るとかない

(不自然でもなんでも客席に顔が見えるようにする)ので

もうちょっとその場面のお顔を見たかったところもあります。

迫真の演技だからこそですね。

 

そして火の国。

大将の玄武(RIKUさん)は自分で呪いを解いちゃったのですね。

そこに至るまでに白銀のすごい熱い思い

(あなたは一人じゃない俺を信じてって)

が戦闘中にも

その前にも伝わってきて

歌が上手いって素晴らしいと思いました。

玄武はカゲモリ様好きすぎですが

白銀は玄武が好きすぎですね。

この気持ちは友情とか憧れとか?信頼とか。

玄武が相変わらず濃くってでも歌いだすとすごくって

すごいエンターティナーです。

どの国も見どころあって大変です。

 

砂の国の雨ごいのアドリブが多分段々激しくなってきていて

隼人がフードを取ると

鼻を豚鼻にするべくセロテープで上に持ち上げるという

小学生的な技が施されていて

更にダンスも面白くて

前の場面で深刻な話をしていた吏希丸に握手を求めたりして

吏希丸は何とか耐えるも、段々笑ってしまって後ろを向いたりして

もう面白すぎました。

 

「花、月、雪、星、宙」「専科」で拍手で

その後、カイが歌を歌うところで

モー娘。?の振りになって

それをハヤトとやった後、吏希丸にも参加を促して

吏希丸も小さめの振りで一緒に踊ってました。

お客は大喜びです。

 

全てが終わって最後の場面、先輩にため口な櫻井さんを斬っていいかってカイ(?)が湧水に聞いて

「ダメだ」(マイティ)

(かばってくれた?)(櫻井)

「俺が斬る」(マイティ)

(ええっ ひどい)(櫻井)

とか、面白すぎました。

 

櫻井さんのヘタレっぷりがいろんな場面で面白くって

笑ってしまいます。

 

カーテンコールは片寄さんが音響さんを紹介するということで

「効果音が手作業でつくられているのをはじめて知った」

宝塚組に「あたりまえですか?」

「そんなことない、こんなに効果音が多いのは初めて」

「刀をしまっても音がつくなんて」

~ ~ ~ ~ ~

「シャキーンとか」

「適当に答えてませんか」(片寄)

「ごめん、適当に答えた」(せお)

みたいなやりとりと

その後、「なんで笑うんですか!」(片寄)

「私じゃない、笑ったのは隣の人(マイティ)」(せお)

とかとにかく片寄さんがせおっちに振りまくり

とっても面白かったです。

仲良すぎです。

 

また、はけるときに玄武と湧水が刀で斬る動作を一緒にしてからはけたり

その次にはキザンも含めて3人で刀で斬る動作をしてはけたりと

仲良くてよきかな、って思いました。

 

本当に、タカラヅカのハイローは面白かったけど

リアル男性がやるハイローが好きじゃなかったら困るな~と

チケット少な目で取ってしまったのが悔やまれる公演でした。

もっと見たかったです。

 

千秋楽の配信は家で見ようと思います。