せっかくたくさん見られたので
出演者についてもまとめてみました。
皆さんに共通して感じたのは
全身全霊で笑わせてもらったことでしょうか。
●藤井流星さん
本当にすごかったです。
この、面白いけど物凄く気力体力注意力を使いそうな舞台の
座長を立派に勤めて出演者を引っ張っていってました。
なんかすごいプロの舞台を見せていただきました。
いくら若い男性でも、あの運動量を一日2回とか
大変なんでしょうが、
実際大変そうと思うこともありましたが
それ以上に元気でただただ面白くって
たくさん笑わせていただきました。
棒演技のゆうなちゃんにちょっと呆然とするところとか
抱き合う葛山さんと晶紀さんを見て怒るところとか
間がいいというか本当に面白かったです。
すっごい叫ぶし、靴紐を結ばれてからは
飛んで移動だし、しかもその飛ぶ高さも高いし、
変なポーズもやってくれるし
一番出番も多いだろうし
動き回る距離も多いだろうし
でも、とにかく元気で面白かったです。
発声がちゃんとしてるのか
あんなに叫んでもよく通る声でした。
ヅカオタの私から見てもスタイルは悪くないし
見た目もいいと思いますが
やっぱりそれよりも
舞台上でちょっと人柄が出ているような
存在感がいいなあと思いました。
とにかくこんな面白い舞台を見られて感動です。
●羽野晶紀さん
かわいらしい人ですね。
若いころだったら女性に嫌われ男性に好かれ
だったかもですが、年齢を重ねて天然も入って
あざとかわいいけど許せるかわいらしさでした。
泣くところとかあざとくないですか?
紅さんと葛山さんを争って戦うようなところの方が
とっても面白く好感もちました。
この方も、斧を持っての場面とか、
舞台裏で転がったりと
物凄い運動量だったと思いますが
全然平気そうに見えました。
「なんじゃこりゃあ」の後のドンガラガッシャンも
最終的には真似したりしていてどんどん面白くなっていきました。
三幕での舞台上での振る舞いは
私的にはなしなんですが、
この方だと許せるような愛嬌がありました。
●平祐奈さん
棒演技が上手くて面白い。
3幕で流星君がいろいろ困っているのにお構いなしで
台本通りのセリフをどんどんしゃべっていくのも
流星君との掛け合いを含めて面白い。
つい他の人を見てしまいましたが
小南ちゃんとのキャットファイトもなかなか面白い。
何故二階にサボテンを持っていくのか?とか
謎な部分もありますが
彼女も味わい深い役作りでした。
●山路和弘さん
最初はなんだこのおじさん、とちょっと思いましたが
見ていたらとっても面白くて可愛らしいと思うようになりました。
泥棒三人が最高ですが
プードルのところとか
ボケてるのかバカにしているのか
本当につかみどころがあるようなないような
とにかく面白い。
出て来るだけでこんなに面白い。
出て来る姿もかわいらしいというか。
蛇口の歌って最初はなかったような?
とにかく、こんなにおじさんなのにかわいらしい
と思いました。
●福本伸一さん
こちらも、なんだかすごい面白い上手いおじさんでした。
最大に面白かったフィリップとなって出てくるところ
もう、本当に最高でした。
最初の疲れているところのボケっぷりも上手いし
逆切れするところも面白いし
お芝居が上手いってこういうこと?
って思いました。
とにかく、間がいいのだと思います。
前説でバツが悪そうに出てくるところとか
本当に可愛らしいですね。
あと、泥棒3人は本当に可愛らしい。
いや、本当、おじさんなのに。