私が検察庁に入った頃は、検察官ってそれほどメジャーではなかったと思いますが、各種ドラマの影響などもあり、最近は検察官になりたい!という人も結構いらっしゃるようですね。
さて、検察官になるにはどうすればいいのでしょう。
① 司法試験に合格した後、司法修習を行い、二回試験に合格し、検察官として採用される。
あまり広く知られていないようですが法曹資格(裁判官、検察官、弁護士になれる資格)というのは、司法試験に合格しただけでは与えられません。
司法試験に合格すると司法修習生となることができるだけで、法曹資格を得るにはもう1度試験を受けて合格する必要があり、これを通称二回試験と呼んでいます。
よって、まずはこれに合格することは最低条件です。
その上で、検察官として採用される必要があるのですが、二回試験合格者の中から、どのような基準で選ばれているのか、私も詳細は知りません。
ただし、よく言われているように、司法試験の成績だけで決めているということはないです。
そして、検察庁での修習が大事なことも確かです。
とにかく、司法試験合格=ゴールではないこと、検察庁での修習を漫然とこなすのではなく、積極的に指導担当検事やそれ以外の検察官から色々なものを教わりましょう。
まあ、こっちの方法は、私が通ってこなかった道なので、この程度にしておきます。
② 検察事務官等の公務員になり、ある程度(概ね十数年)勤務し、副検事試験の受験資格を得て合格 する。
私はこっちですね。
検察事務官等というのは、検察事務官以外に警部以上の警部補、裁判所書記官等、副検事受験資格を得られる公務員はいくつかあります。
それらの詳細については、確か法務省HPに書いてあったのでご参照ください。
ただですね、今それらの職に就いている方が副検事を目指すというのならともかく、今学生の方や民間で働いている方が副検事になるためのステップとして、公務員を目指すというのはなかなか厳しいものがあると思います。
というのは、副検事になるために最も有利なのは間違いなく検察事務官になることなのですが、検察事務官単独の採用試験というのはないので、国家公務員試験を受けることになります。
そして、国家公務員試験というのは、希望省庁の選択ができるわけではないので、試験に合格しても、検察庁から面接に来ないかと声がかからなければ検察事務官になることはできません。
職場訪問などで確率を上げることはできるかもしれませんが、確実に検察庁から声がかかる方法というのはないです。
そういう意味で厳しいかなと思います。
裁判所書記官や警察官なら狙い撃ちできますが、そこから副検事になるのも厳しいのかなーと思います。
まあ、私は検察事務官出身なので、詳しくはわかりませんが…
長くなったので今日はここまでにします。