『心まで...』
(A)
静かにたたずむ冬木立 芽吹く季節待ちわびながら
吐く息にじんで低い空 しんと街を覆う
記憶を覚ます優しい歌 未だ胸に爪を立てて
二年前の冴ゆる月の日 サヨナラさえなくて
(B)
宵帳 霞みゆく
貴方の後ろ姿を
止められず 仰ぐ空
ひとひら舞い降りる
(S)
心まで白く閉ざされて
抜け出せない雪模様
忘れられぬ名前を叫ぶ
たとえ終わりがないとしても
(B)
宵帳 霞みゆく
貴方の後ろ姿が
風花に 乗せられて
尚も降り注ぐ
(S)
心まで白く閉ざされて
抜け出せない雪模様
二人紡いだ愛の跡も
雪のよう露と消えた
忘れられぬ名前を叫ぶ
たとえ終わりがないとしても

