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京都市西京区桂でピアノ教室をしています。
1月末、島根県松江市に住む義母が永眠しました。
生前は畑で、野菜や豆、お茶っ葉などを上手に育て、色々なお料理をしてくれました。
これ以上ない愛のこもった味でした。
私に対して一度も否定することなく、実の娘だと思ってるよと、大きな愛をいただきました。
言葉では感謝しきれません…。
京都は雪が積もることは滅多になく、自家用車にはスタッドレスタイヤを付けていないため、今回は島根まで何度も高速バスを利用しました。
その内の一回に、とても温かなメッセージでアナウンスや声をかけてくださる運転士さんがいらっしゃいました。
安全に遠方まで運転してくださるだけでも感謝なのですが、その上に、車内がこんなにも愛で溢れる空間になるなんて不思議なくらいでした。
島根では、納棺師さんが、お義母さんのお顔に詰め物などで若々しく、皆が見て安心してお別れできるような穏やかな素敵なお姿にしてくださいました。
お仕事とはいえ、やはり愛を込めてしてくださったことに心から感謝しました。
京都への帰り道、サービスエリアでたくさんのニワトリがぎゅうぎゅうに詰められたトラックを初めて見ました。
聞こえる鳴き声と、もがいている姿が衝撃的で、狭い檻から出してあげたくて涙が出ました。
よく考えると、現実いつもスーパーで鶏肉を買って美味しくいただいています。
その命に心から感謝をして、頭を下げました。
私の周りには感謝すべきことがたくさんあって、愛に気付いて、感謝して生きたいと思いました。
そして、自分からも周りに愛を与えて生きていきたいです。