夏の発表会に向けて、生徒さん達にはソロ演奏のクラシック曲の練習を始めてもらっています🎹
曲は、まるで絵本を読むように、自分でお話を作ってイメージして演奏するのは大切なことだと私は思います。お話には気持ちが伴ってきます。
色でもいいですね。
燃えるような情熱的な色や、淡いやわらかな色。途中で色が変化するところをどんな風に表現するとか…
教材としてよく使われるブルグミュラーの曲には、「すなおな心」「なぐさめ」「ちょっとした悲しみ」など、人の気持ちがタイトルになっている曲がたくさんあります。
そして、「進歩」「乗馬」「つばめ」など
長調の明るい曲なのに、途中でさみしい感じのところが出てきたり
その逆で、「別れ」「気がかり」など
タイトルの通り短調のさみしい感じの曲なのに、途中明るいところが出てきます。
そういうところがクラシック曲の特徴のひとつでもあり、どんなイメージやお話を持って、どんな風に表現するかということが感性豊かな演奏に繋がることと思います。
子供達には、わかりやすく具体的にお話を一緒に考えたりしながら、レッスンをしています。
「つばめ」の暗い部分は、きっとつばめが迷子になってしまって不安な気持ちのところ
「別れ」の明るい部分は、楽しかったことを思い出しているところ
このような感じです♫
みんな表情豊かな演奏を目指します✨