2018年9月、左前頭部に見つかった脳腫瘍(髄膜腫)の摘出手術を受けました。
その後の症状、思い出した症状、今思うことなどを書いています🎵
ハッシュタグ #高次脳啓発520 の活動のことを見掛けたので、ちょっと関連することを…
私は「高次脳機能障害」とは診断を受けてはいないのですが…
・軽く失語症の症状が残っていて困っている
(喚語困難と錯語)
・時間の計算がスムーズに出来なくて困っている
・数字の計算に手間取るから困っている
・料理などたくさんのことを一度に行う作業が苦手で困る
・コピー機操作中、ふと操作方法が分からなくなるときがあり怖い
・初めて行く雑多な場所では看板などの表示を読みとれないので一人で行かないようにしている
などなど…
脳腫瘍を摘出した後に出て来た困ったな~と思う症状は意外にたくさんあるのですよね
ある方のブログに、なるほど~!と思うことが書いてありました。(少々うろ覚え)
脳卒中に罹患された方のようでしたが、次のように医師に言われたそうなのです。
「発病前より脳の機能が落ちているのは仕方のないことである。日常生活や社会生活に支障が出るほどの症状でなければ、高次脳機能障害ではない。」
私の場合も日常生活と社会生活への支障は?と聞かれると、はて?どうなのかな?と…
小さな支障はあるけど、大きな支障は少ない!と診断されてるんだな~?とは思いましたよ
また、これも何かで読んだうろ覚えの内容なのですが、なるほどなと思えることだったので、なんとなく記憶に残っていました!
その内容と言うのは、
障害を公開するか?公開しないか?と言うこと。
けっこう若い頃に事故が切っ掛けで障害を持った方が、高次脳機能障害と診断されるまで10年以上掛かったのだとのこと。
だから、お仕事を始めた頃は、障害があるとは本人もまわりも認識していなくて…。
実は障害だったと言うようことも、その方の「個性だから」と言う判断で、仕事上ハンデも与えられないし、収入にもペナルティはないし、普通に責任も引き受けて仕事をしていたのですって。
その方には障害はない!とのことで生活を仕事をしてこられたのですよね。
それが、ある時に診断がついて、高次脳機能障害だと分かったのですって。
その後、その診断されたことを職場に報告し、障害をオープンにしたところ、
かえって差別を受けたり、
障害者枠での就職となり収入が少なくなったり、
働きにくくなったようなのです。
私が思うに、この方。
高次脳機能障害だと分からなかったときは、普通に仕事をするも、うまくいかないこともあって、とても苦労されていたんだと思うんです。
それでも、普通に仕事をするために、無意識にでも、いろいろ工夫して頑張った成果として、
責任も持たせてもらい、達成感も味わいながら、楽しんで仕事をしていたはずだったのが…、
ある日、高次脳機能障害があるのが分かって、職場での立場が障害者となってしまったら…、
差別?障害者枠?収入減?
障害が分かる前は、仕事を評価するけど、
その仕事をしているのが障害者だと分かったら、仕事の成果は変わっていないのに、評価が下がるの?
その方がこなす仕事は、前も後も変わってないと思うのに…
それが、信じられなかったです
そんなことから、
職場に対して障害のことを
戦略的に非公開にする人
戦略的に公開する人
がいるのですよ。とまとめられたお話だった気がします。