日本弁護士連合会は7日に、福井市で人権擁護大会を開き、2020年までに死刑制度の廃止を目指し、仮釈放の無い終身刑の導入などを検討する宣言を採択した。日弁連は、冤罪の場合に死刑判決を下すと取り返しのつかないことになる、と主張している。ただし、これに反発する人は多い。

デジタル大辞泉によると、終身刑とは「 無期限で、人が生涯服する自由刑無期懲役無期禁錮とがある。 」とある。

 

私は、この採択に賛成とも反対とも言えない。ただ、世の中の風潮としては先進国での死刑制度廃止は相次いでおり、その中での自然な流れのような気もしている。

しかし、死刑になりたいから犯罪を犯す人もなかにはいないわけではないが、非常に少数であり、加害者を擁護する面が強くなることはよいことなのだろうかと疑問には感じる。死刑制度を改善することも今の世の中で求められていることなのかもしれないが、私はそれよりも少年犯罪の処罰を重くしたり、被害者の報道の在り方を変えたりすることの方が必要とされているように思えてならない。

そして、死刑制度があるということはそれを実行せねばならぬ人がいることを忘れてはならない。現在の死刑制度では、確か3人の人が同時にそれぞれのボタンを押し、そのボタンの1つが加害者を殺害する凶器が出る形だったような気がするが、その人たちは気が重くて眠れない日が続く、というのをテレビで見たことがある。仕事上仕方ないと言い切ってしまえばそれまでだが、そういう人たちの存在を考えると、その人たちにとっては救いになるのかもしれないな、とは思った。