つけっ放しの方が電気代はお得?

                   エアコンの新常識

 

関東甲信や近畿などで梅雨明けし、夏本番を迎えた。

 

すでに各地で厳しい暑さとなり、冷房機器の大切さを

再認識する日々が続くが、賢い使い方も押さえておきたい

ところだ。

 

エアコンをつけっぱなしにするのと

   こまめに切るのは

            どちらが得か

 

就寝時にはいつオフにすればいいか。

 

扇風機で話題のDC(直流)モーターの特徴など

冷房機器の新常識を追った。

 

今年は梅雨明け前から

気象庁が熱中症への注意を呼びかける「高温注意情報」

がたびたび発表されるなど、エアコンなしでの生活は

考えられない。

 

ただ、気になるのは電気代だ。

 

インターネットなどでは

つけっ放し」のほうが、「こまめなオンオフ」よりも得になると

いう論調も多い。

 

この疑問について

エアコンメーカー大手のダイキン工業が実証実験を行った。

 

「ほぼ同じ条件下で調査するため

築10年のマンションの南向きの2部屋を使って

比較を行った。

 

午前9時~午後11時まで

一方の部屋はエアコンをつけっ放しに

もう一方は30分置きに電源のオンオフを繰り返した」

 

結論は

「つけっ放し」にした方が消費電力が大きく、電気代は

1日あたり約35円高かった。

ただ

日中(午前9時~午後6時)に限っていえば30分以内なら

つけっ放し」にした方が電気代は安くなったのだという。

 

「エアコンは

基本的に運転開始直後の室内温度と設定温度の差

大きいときに負荷がかかる

外気温が高い日中はすぐに室内の温度も上がりやすく

こまめにオンオフを繰り返すよりはつけっ放しの方が安く

済むという結果になった」

 

建物の機密性の違いで結果は変わってくるというが

30分以内の外出ならつけっ放し」という選択肢もあるようだ。

 

最近は夜になっても気温が下がらないことが多いが

就寝時もエアコンをつけたままにして冷えすぎれば体に悪いし

寝る前にオフにしたため暑さで目が覚めてしまっては

元も子もない。

 

「快適に寝るには温度とともに湿度調節も重要だ。

一晩中エアコンを使うなら、設定温度は28度以上に

除湿運転で湿度を50~60%にしたい。

途中で運転を止める場合は

深い眠りが得られるといわれる入眠後3時間でオフにして

起床時間に合わせて再び運転を始めるようタイマーを

セットしておくといい」

 

部屋を冷やすには

エアコンと扇風機を併用して空気を対流させると効率がよい。

 

この点で最近注目されているのが、DCモーターを使った

新タイプの扇風機だ。

 

「DCモーターは、従来のAC(交流)タイプに比べて

音も静かで、風の強さを無段階で調整できる。

ACタイプの『弱』が毎分400回転程度なのに対し

DCタイプでは250回転という低回転も可能で

消費電力も少ない上にやさしい風を生み出せる」

と、特徴を解説する。

 

秋風が吹くまでエアコンを使って健康で乗り切りたい。

 

暑い に対する画像結果

 

暑くて眠れない夜の3つの快眠術

 

ジメジメ暑くて寝苦しい季節。
いつもはそんなことなくても、この時期は

「暑くてなかなか寝付けない」
「夜中目が覚めてしまう」

など、睡眠へのお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

寝室の冷房を付けるタイミング

 

まずは部屋の温度調整について。
「さあ寝よう」と思い寝室に入り、冷房をつけ
「冷房をつけたまま寝ると風邪をひいちゃうかな?」

と思いタイマーセットして就寝。
しかし夜中暑くて目が覚めてしまう。
こんなことがよくあるのではないでしょうか。

 

部屋の温度は急激に冷やすと壁など部屋の隅々まで

冷え切っていないので
元の温度に戻るのも速くなってしまうのです。

 

そのため、就寝の2~3時間前から冷房をつけ寝室の温度を

適度な温度に冷やしておくことをおすすめします。

 

そうすると就寝時には部屋の隅々まで冷気が定着しているので

タイマーが切れた後も室温が保たれやすくなります。

 

目安としてお風呂のスイッチを入れる頃

寝室の冷房のスイッチもオンにするくらいがおすすめ。

 

 

お風呂上がりの過ごし方

 

2つ目はお風呂上がりの過ごし方。
基本的には入浴中に上昇した深部体温が下がり始める

タイミングでベッドに入ると寝付きやすいと言われています。

 

通常その時間は入浴後30分~1時間程度。

 

しかし夏場はお風呂から上がってもなかやか汗がひかず

体温が下がり始めるまでいつもより時間がかかって

しまうことも多いはず。

 

夏場はいつもよりお風呂上がりの時間を少し長めにとって

みてはいかがでしょうか。

 

また、夏場はお風呂上がりすぐにパジャマを着てしまうと

汗で濡れてその後冷えやすくなってしまうので

汗が引くまではバスローブやバスタオルなどをまとい

ゆっくりとボディケアをするがおすすめ。

 

寝苦しい夜の味方!快眠アイテム

 

最後は快眠アイテム。
暑いからといって布団をかけないで寝ては身体が冷えて

しまいます。


特に女性は脚やお腹は夏場でも温めておきたいもの。

 

「でも暑くて眠れない」というときは、冷却剤やアイス枕などで

頭を冷やしてあげるのがおすすめ。

 

お腹から下は布団をかけていても

頭を冷してあげるとすーっと涼しくなり気持ちよく寝付く

ことができるはず。

 

冷却剤は肌触りの良い柔らかいタイプがおすすめです。

 

冷やしすぎると良くないのでタオルなどで包み

ひんやり感じる程度に調整してみてくださいねw

 

暑い に対する画像結果