コロナのニュース最近よくやっていますね。もともとマスクが好きな私はマスクが売り切れることはとても困ります。
ところで「コロナ」。
ファクトフルネスを読んだ方はこのコロナに対しても見方が違うのではないでしょうか?
私たちは見て簡単に思いつくものほど、記憶の中から取り出しやすい情報ほど頻度や確率を高く見積もる傾向があります。ファクトフルネスでもメディアの罠について書いてあったと思います。それを経済行動学の用語では利用可能性(ヒューリスティック)といいます
例えば私たちはニュースで殺人事件や交通事故の報道を普段からよく取り上げるため人の死亡原因は他殺や交通事故が多いと感じてしまい、年間に起こる事件事故率を高く見積もってしまうことがあります。2013年他殺志望者341人、交通事故死者4373人、自殺志望者27195人。
利用可能性には思い出しやすさに関わる「想起容易性」「検索容易性」が影響を与えます。そのため、最新の情報、極端な情報、何度も繰り返される情報を優先して評価してしまいます。
それが今は「コロナ」なのではないでしょうか?
海外の国・地域の政府公式発表に基づくと、2月4日中国:感染者名20,438名、死亡者425名。日本で2月4日に確認されている患者は16名。
警察庁のウェブサイトによると国内の2019年の1月の交通事故志望者数は265名。
交通事故と違い感染症は拡大していくので、おさまるまで一概には言えませんが、今のところ日本で危険なのはコロナよりも交通事故の方が断トツ高いのではないかなと思います。
もう少し数字は出していかなければツッコミどころありますが、「利用可能性」という概念面白いなと思います。
数字で出しても毎日のようにニュースに取り上げられると私自身もソワソワします。人間は論理より先に感情で動くということが身に沁みますね。
