今回は流産の手術について書こうと思います。
ご不快に思われる方・苦手な方はご覧にならないようお願い致します。
つらい経験ですが私の一つの区切りとして、
そして残念にも同じ経験をされた方のお役にたてればと思い
記録したいと思います。
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入院した日、どんな夢を見ていたのかよく覚えていませんが、
手術の夢、赤ちゃんの夢を見たと思います。
0時には寝たつもりですが、起きたり寝たりで結局朝5時頃からはもう起きていました。
手術は怖いと感じてませんでした。
その代り、、お腹の子とお別れするのが寂しく、頭の中は赤ちゃんのことでいっぱいでした。
朝6時に検温して、ラッキーなことにシャワーを浴びていいと言われ入浴。
手術は朝8時半からなので、それまで手術着に着替えたり、血栓防止用のひざ上まであるソックスを履いたり、また赤ちゃんを見に行ったりして過ごしました。
そして8時、だんなさん到着。
手術の話をすると泣いてしまいそうだったので、他愛のない話をして手術まで待ってました。
8時20分頃、看護婦さんに、「じゃあ、そろそろ手術室に行きましょうか。」と声をかけられ、だんなと看護婦さんと歩いて手術室へ向かいました。
だんなの方が緊張してる?
ずっと移動中手を繋いでてくれました。
私は涙をこらえるのに必死だった。
こんな手術直前に泣いちゃ、だめだ。
今思えば、私も緊張して余裕がなかったような気がします。
だんなに「がんばって。」と言われて、手術室に入りました。
手術室に入ると、たくさんのスタッフがいました。
たぶん6~7人はいたと思います。
点滴用の針を刺して、
血中濃度を測る装置を指に付けて、
脳波を測る装置を頭に付けて、
血圧を測って、
酸素マスクを付けてもらって、、、
「なんだか大掛かりだなー。」なんて考えていました。。
そしてついに麻酔。。。
ちゃんと効くのか
どのくらいで意識がなくなるのか
不安でした。
点滴から麻酔を入れられた瞬間、腕に圧迫感があり・・・
「あっ、入った。」と分かりました。
「大丈夫ですか?」という問いに「はい。」と答えたことまでは覚えています。
麻酔が入った瞬間目を開けていたんですが、
たぶん一瞬で眠りについたんだと思います。
入れられてから5秒とか?
本当にふっと意識がなくなりました。
手術中、何か夢を見ていたんですが覚えていません。
でもその夢の途中で、「OOさん」って声を掛けられて、ぼーっと靄がかかったまま意識が少し戻りました。
「終わりましたよ。」という看護師さん。
目があくようなあかないような、そんな夢の中のような感覚でした。
私は、「もうお腹からっぽなんですか?」と第一声に言ったと思います。
「もう終わりましたよ、辛かったですね。」と言われ、、あー赤ちゃん本当にいなくなっちゃったんだ、と分かりました。
意識はうっすら戻りましたが、私は眼をつぶったまま涙をずっと流してたと思います。
手術室から病室へはベットで戻ってきました。
10時頃だったそうです。
気がついたら電気毛布が掛かっていました。
そしてすぐ控室で待っていただんなが帰ってきました。
私はまだ意識が朦朧としていたので良く覚えていませんが、
「赤ちゃんがいないの。どこにいるの?」
「赤ちゃんいなくなちゃったよ。」
とずっと言ってたそうです。
だんながどう答えたのかは覚えてませんが、
何度もタオルで涙を拭いてくれたことは覚えてます。
それから30分置きに看護師さんが熱と血圧を測りに来てくれました。
そしてその度に出血のチェックも。
私はまだ身体が動かせないので、看護師さんのされるがままに下半身を丸出しにし。。。
今思うと恥ずかしい(・・;)
病室に戻ってきてから30分くらいするとずいぶん意識もしっかりしてきました。
そして不思議とお腹がすごく空いていた(笑)。
身動きの取れない状態から徐々に、ベットを斜めにして身体を起こす→手術着が血で汚れてるのでパジャマに着替える→トイレに看護師さん付きで行っておしっこできるか確認→飲み物を口にする→12時☆なんとお昼ごはんをいただけました(^_^)v
献立は醤油ラーメンと紅茶ババロアとキウイ。
だんなも売店でパンやおにぎりを買ってきて一緒に食べました。
食欲はしっかりありました。
手術からまだ3時間なのに、すごい。
術後はお腹の痛みも大したことはなく、生理痛のような感じ。
出血も時間を追うごとに減ってきて、午後は生理4日目くらいでした。
それでも手術後は出血がひどかったらしく、
手術台からベットに移動した際にたくさん出血したみたいです。
あとで見たら手術着とベットが血だらけになってました。
ごはんを食べたら多少ふらつくぐらいでもうすっかり元気な私。
ごはんを食べたら歯を磨きに行くついでに、まただんなと赤ちゃんを見に行きました。
赤ちゃんが増えてる:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
術後でしたが精神面ももうずいぶん安定してて、赤ちゃんを見て癒されました。
今度こそ絶対私も元気な赤ちゃん産んでやる!
手術前よりも、終わったあとの方が前向きになれてる。。
不思議でした。
そしてベットで午後のワイドショーなどをだんなと見ていると、手術をしてくれた女医さんが手術で取り出したものを持ってきてくれました。
確か、手術直後ボーっとしている私に、「このまま病理検査に出しますね。」と問答無用で言っていたので、もう見れないのかと思っていました。
たぶんだんなが「赤ちゃんがいないの。赤ちゃんはどこ?」と泣きながら話す私を見て、看護師さんに見れないか頼んでくれたんだと思います。
私は自分でそう言った(らしい)ものの、
いざ目の前にビンを持ってこられて正直ビビりました。。。
たぶんうなされてた私はリアルに赤ちゃんはどこって探してた訳じゃなく・・・
現物をリアルに見たかった訳じゃなく・・・
純粋に赤ちゃんの存在がお腹からいなくなったことを呟いてたのでは。。。
まぁ、せっかく検査に出す前に間に合ったと言って持ってくてくれたのでビンをまじまじと見てしまいました。
血液とかの薄い液体に混じって、白っぽい物がたくさん入ってました。
先生は「これが絨毛ですよ。」とか説明してくれました。
私は・・・あまりにリアルで、想像していた赤ちゃんとはほど遠くって涙も出ず。
「あ、はい。絨毛ですね・・・」と答えてました。
だんなにもビンを見せて確認してもらいました。
だんなも無言で見て、先生にお返ししました。
無意識のうちに「赤ちゃん赤ちゃん」と言っていたそうですが・・・
これは見なくてもよかったかなσ(^_^;)
でもあんなにたくさんのものが自然に出てくることなんてできるのか、不思議。
完全流産の場合は自然に子宮の中が綺麗になるといいますが。。
なんだか信じられない。
だってすごく繊維っぽくて子宮に根を生やしてそうで、取り出すのはやっぱり大変そうだもん。
かき出すなり吸引するなりしないと無理なんじゃ。。。
それに家であんなのがボロボロ出てきたら、精神的に参っちゃうな。。。
手術の方が確かに子宮内は綺麗になりそうだし、
精神的にも手術の方がまだいいな、なんて思いました。
そして体調も十分良くなったところで、午後3時すぎ、退院しました。
一泊二日でちょうど入院から24時間ほどでしたが、
初めてだらけでとってもクタクタになりました。
だんなとタクシーで家に帰ると・・
何だか玄関からカレーの臭いが??
えー!?
まさか!??
あの人参の皮さえ剥けないだんなが!???
料理なんてまるでできないだんなが!????
カレーを!?????
炊飯ジャーのタイマーが動いてる!??????
えーーー∑ヾ( ̄0 ̄;ノ !!!!!!!
なんとカレーを作っていてくれてました((((((ノ゚⊿゚)ノ
し、信じられない。。。
あり得ない。。。。
お米も一人で炊けない人のはずなのに、
何故か帰宅時間に合わせてタイマーまで使って炊いている。。
よくよく話を聞いてみると、
昨日お見舞いから帰ってきてから、
カレー作りにチャレンジしたそうです。
じゃがいもの皮は、あの子供が使うような皮むきスライサーでむいたそうです。
私は使ったことがありませんでしたが、
確か包丁セットを昔もらったセットに付いてたものが引き出しに入ってました。
それを使ったんだとか。
よくあるの知ってたなぁ。
そしてカレーのルーも買い置きがあったので、
裏の作り方通りに正確に計って作ったんだとか。
冷蔵庫にくっ付けてあるキッチンタイマーが20分になってたんで、律儀にタイマーを使って煮込んだんだと思います。。
普段私は使わない計量カップが洗ってあったので、ちゃんと計ったんだと思います。。
夫婦二人なのに一箱全部使ってました。。
お肉の解凍なんてしたことなかったのに、ちゃんとオーブンの解凍機能を使って解凍したんだとか。。
これには感激しました。
というよりビックリしました。
嬉しかったです。
だんな、ありがと。
仕上げに長いことグツグツ煮込んだそうですが、
うちのじゃがいもは男爵。
どうやら煮崩れしちゃったみたいで、大きめに切ったという自慢のじゃがいもがほとんどなくなってました。
鶏肉までもなぜか小さくなってました。
だんなはショックを受けてましたが、
私はそんなだんなの昨夜の奮闘を思うと、嬉しかったです。
ルーはすごくじゃがいもの味がして(笑)、美味しかったです。
たくさんよそってくれたものを、もったいなくって全部食べました。
後片付けもやってくれました。
辛い一日でしたが、
心があったかくなった。
赤ちゃんはいなくなってしまったけど、
すごくあったかい気持ちを受け取った。
また頑張れそうだと思った。
もう前を向かなきゃと思った。
明るく楽しく過ごしながら、心身ともに元気な状態でうちの子が帰ってくるのを待とうと思います。
だんな、ありがとう。
そしてうちの子、待ってるからいつでも戻って来てね!