ぼくらの七日間戦争。
私の中学時代、夢中になって読んだ
宗田理さんのぼくらシリーズ第1作です。
中一の夏休み、7月20日1年2組の
男子生徒がそろって行方不明になった。
みんなが内緒で相談して、河川敷に
ある廃工場に解放区をつくって立てこもったのだ。
ベースにあるのは、安保闘争。
暴力教師や、管理教育に反発して
汚い大人をやっつけてやろうと団結した。
そこにクラスメートの誘拐事件や
市長の汚職などが絡まり、どんな結末を迎えるのか?
七日間戦争といっているだけに、
終業式から七日目の物語です。
学校に不安があるとしても、
ベースにあるのは、夏休みのワクワク感、
何か面白いことしたい!っていう冒険心。
私も読みながら、憧れたものです。
大人になって読んでみてもワクワクの
秘密基地的なものに憧れるその気持ちは
残っています。ただ、安保闘争とか、浅間山荘とか、
子どもでも普通にテレビで見ていた時代は遠くなり、
戦争体験のある、浮浪者のおじいさんとか、
もう今の時代では書けないのだろうな。
平成になって30年近くになり、
昭和が遠くなっていきます。
でも、夏休みを迎える子どもたちの
喜びは変わらないのでしょう。
ぼくらシリーズ、家にまだあるかな?
今日の本
タイトル:ぼくらの七日間戦争
著者:宗田理
発行所:㈱角川書店
発行日:昭和60年4月10日