前回のブログでは、私が潰瘍性大腸炎と診断され、心身の限界を感じて休職に至った経緯をお話しました。今回は、休職中の生活、特に気になる収入面について詳しくお伝えしたいと思います。


休職初期は有給休暇の消化から
休職に入って最初の頃は、まだ残っていた有給休暇を消化していました。まとまった休みは久しぶりだったこともあり、最初のうちはゆっくりと体を休めることができました。しかし、有給休暇の日数には限りがあります。いつまでもこの状態が続くわけではない、という焦りも心の片隅にはありました。


生活を支えてくれた傷病手当金
有給休暇がなくなった後、私の生活を支えてくれたのは「傷病手当金」という制度です。これは、病気やケガのために会社を休み、給料がもらえない場合に、健康保険から一定の金額が支給されるというものです。
傷病手当金を受け取るためには、いくつかの条件があります。


* 業務外の病気やケガであること
* 仕事に就くことができない状態であること
* 連続する3日間を含み、4日以上仕事に就けなかったこと
* 休業期間中に給料の支払いがないこと(または、支払われていても傷病手当金より少ない場合)


支給される金額は、原則として、支給開始日以前12ヶ月間の各月の標準報酬月額を平均した額の3分の2相当額です。私の場合も、この制度のおかげで、休職中の生活費を確保することができました。


会社の所得保障保険という安心
さらに、私が勤めていた会社には、手厚い福利厚生制度がありました。その一つが「所得保障保険」です。これは、従業員が病気やケガで長期間働けなくなった場合に、収入の一部を保障してくれるというものです。


私の加入していた所得保障保険では、休職前の標準報酬月額の80%が保障されるという内容でした。そして、傷病手当金を受給している場合は、その差額の80%が保険金として支給される仕組みになっていました。


具体的に計算してみると、傷病手当金で標準報酬月額の約67%(3分の2)が支給され、所得保障保険から残りの約33%(80% - 67%の差額の80%ではありません)が支給されるため、結果として休職前の収入の約90%を確保することができたのです。


この会社の所得保障保険のおかげで、経済的な不安を最小限に抑えながら、治療に専念することができました。本当に感謝しかありません。


休職中の生活は、体調が優れない日も多く、決して楽なものではありませんでしたが、こういった社会保障制度や会社のサポートがあったからこそ、安心して療養に専念することができたと感じています。


次回は、休職中にどのように過ごし、どのような心の変化があったのかについてお話したいと思います。