大阪はお祭り騒ぎでした。

 

阪神甲子園球場。

 

 

プロ野球球団、阪神タイガースが本拠地とする球場です。

全国高校野球選手権全国大会の開催地でもあり、日本の野球の聖地とも言われています。

 

阪神タイガースは関西で根強い人気を誇る球団であり、そのファンは熱狂的であることでも有名です。

今年、なんと18年ぶりにペナントレースでセ・リーグ優勝を果たし、大阪は歓喜に包まれました。

…なお、よくツッコミが入りますが、甲子園があるのは兵庫です。

まあ甲子園のある西宮市なんて、大阪から電車であっという間に着くので、県ではなく関西の地域圏として考えるべきですね。

 

そして私、けっこう歴の長い虎狂であります。

幼少のころは関東で迫害(笑)を受けながら育ったため、ややねじ曲がった人格を形成しつつも、ついに今年、優勝の時に大阪にいるという奇跡を達成。

球場には入れなかったものの、優勝の日には阪神高架下の2次会に飛び入り参加を果たし、夢のような時間を過ごすことができました。

あの日、あの時、あの場所には、名前も知らない100人以上の親友がいたと断言できます。

 

それでは、優勝から少し経った現在の球場周辺の様子を見ていきましょう。

 

甲子園球場の最寄り駅は阪神電車の甲子園駅。

JRの甲子園口駅は少し離れているので、こちらの方が圧倒的に便利です。

さすが球団の親会社ですね。

 

甲子園駅には、観戦者用の降車専用ホームがあります。

そこには祝福の垂れ幕が飾ってありました。

そしてその奥には聖地 甲子園球場。

 

阪神優勝のポスター。

甲子園駅だけではなく、阪神電車の駅ならどこでもあります。

 

携帯のキャリアはauにしよう。

「アレ」というのは、阪神タイガースのどんでn…岡田監督が、選手にあまり意識させないように「優勝」の隠語として使用していた言葉です。

かつて優勝目前にまで迫りながら、最後に失速して逃すというトラウマを幾度となく植え付けられたファンにも浸透し、一部の界隈ではかなり流行しました。

 

甲子園駅の看板も西口・東口とも優勝仕様に。

 

阪神甲子園球場前。

甲子園球場は1924年、十干十二支の最初の年である「甲子(きのえね)」の年に完成したことから「甲子園球場」と命名されました。

来年、築100周年を迎える歴史ある球場です。

球場の壁はツタに覆われており、独特な雰囲気があります。

以前改装修理が行われたときに一度ツタが撤去されましたが、また覆われてきました。

 

長い歴史の中で野球はもとより、様々な物語の舞台にもなりました。

ドカベン、クソ読売巨人の星、タッチ他、ダイヤのエース、プレイボール、ROOKIES…

(あれ?そういえばプレイボールの谷口君は甲子園に行っていないような気が…?)

甲子園はいろいろな形で私たちに感動を与えてくれます。

 

甲子園球場の敷地内には甲子園素戔嗚(スサノオ)神社があります。

毎年タイガース関係者が必勝祈願するのでも有名ですね。

 

小さな神社ですが、しっかりとお参りしていきましょう。

 阪神がCS突破して日本シリーズに出れますように…!

 阪神がCS突破して日本シリーズに出れますように…!!

 阪神がCS突破して日本シリーズに出れますように…!!!!

 

次は無事CS突破したら日本一祈願に来ましょう。

 

境内には2003年阪神優勝時の監督、故星野仙一氏がよく語っていた「夢」という文字が刻まれたボールのモニュメントがあります。

星野監督、選手を見守っていてください。

 

甲子園球場の周囲にはいくつかのファンショップと、甲子園歴史館があります。

甲子園の歴史、タイガーズの歴史が展示されており、とても見ごたえのある博物館です。

早速行きましょう。

 

阪神タイガースは1935年に創設されたプロ野球球団で、読売ジャイアンツに次いで歴史の長い球団です。

そのため、お互い球団…というよりファンは殊更ライバル視しており、阪神・読売戦は「伝統の一戦」と呼ばれ高い人気を誇ります。くたばれ読売

一時期は大阪タイガースを名乗っていたこともあり、大阪と関係が深いのもこの辺りが影響しています。

 

阪神タイガースの虎マーク。

この虎マークも、Tigersの文字も、球団発足から90年近くほとんど変わらずに使い続けられています。

最高にかっちょいいデザインだと思います。

 

2003年と2005年に優勝した時のチャンピオンフラッグ。

デカくて迫力がありますね!

2003年は燃える闘将星野監督で、2005年は今年と同じどんでn…岡田監督で優勝を果たしましたが、どちらとも日本一には手が届きませんでした。

 

私イチオシの藤本敦士選手(現三塁ベースコーチ)もちゃんとフィーチャーされてて嬉しい限りです。

 

永久欠番、という制度があります。

その球団で非常に功績が大きかった選手の背番号を、その選手のものとして固定し、以後他の誰にも使われないようにするというものです。

阪神の永久欠番は、次の3つです。

 #10、投打に活躍した初代ミスタータイガース、藤村富美男。

 #11、驚異の防御率、虎の大エース、村山実。

 #23、吉田のよっさん。

 

もはや伝説と化した猛虎打線、その中軸。

史上、猛虎が唯一日本一の栄光に輝いた1985年のクリンナップ。

甲子園でのバックスクリーン三連発はその象徴として語り継がれています。

ランディ・バース、掛布雅之、どんでn…岡田彰布。

我が親の脳味噌を焼いた選手たちです。

ちなみにこの時の監督は吉田のよっさんでした。

 

こちらは私の脳味噌をこんがり焼いた選手たちです。

でもイチオシは藤本でしたが!

 


そして猛虎魂は現在に継承されています…

 

この帽子、このシャツ…!

間違いない!ビールかけシャツだ!!

選手たちが楽しそうにしているのが見れて泣けてきました。

YouTubeでまた見よう。

 

Tigers 2023 CENTRAL LEAGUE CHAMPIONS

夢ならば覚めないでください…

 

ひとしきり感動した後も展示は続きます。

こちらは高校野球がメインのブースですね。

過去の名勝負を思い出せて楽しいです。

 

手書きの名前プレート。

電光掲示板になる前は職人さんが書いて展示していたのだから、その苦労がしのばれます。

 

そして階段を上ったその先には…

聖地甲子園球場のセンターバックスクリーン。

数日前にここは興奮のるつぼと化したのでしょう…羨ま!!!!

 

入場時にもらった記念シークレットカードを開けたら、我らがクールな守護神、優勝胴上げ投手の岩崎選手のカードでした!ラッキー!

 

せっかく来たのでグッズを買って帰ります。

 

優勝グッズ一式、買っちゃいました。

シャツ、タオル、トートバッグ、カンフーバット…最高だね!!

 

レシートも気合の入った優勝仕様。捨てられない…

 

甲子園駅で売っていた記念切符と台紙。

中身はどうなっているのでしょうか?

 

梅田、尼崎、甲子園、御影、三宮、新開地の硬券記念切符でした。

 

選手のサインもあってステキです。

厳重に保管します。

 

買うつもりはなかったんだけど、結局買ってしまった新聞。

卑怯やんか、記念5紙セット販売なんてされたら買ってまうやんか…!

くそう、全部読んでやる…!報知は知らんけど。

 

ビールかけ祝勝会の開始前に、どんでn…岡田監督は言いました。

 

「1か月後に、もう一度やるからね」

 

応援してます!

がんばれ阪神タイガース!!!

 

 

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兵庫県 西宮市 阪神甲子園球場

阪神電車の甲子園駅から徒歩5分。

甲子園歴史館や素戔嗚神社は球場の反対側なので徒歩10分くらい。