8月15日は終戦記念日。

ということで、戦争遺跡の一つを紹介いたします。

 

赤山地下壕跡。

 

 

現在はリゾート地として栄える南房総の館山。

首都圏からもほど近く、夏場は海水浴客で賑わいます。

そんな館山ですが、かつては旧日本海軍の基地が置かれ、軍の重要拠点でした。

そのため、様々な施設跡が戦争遺跡として残されています。

赤山地下壕跡もその一つです。

 

赤山地下壕の入口。

全長1.6kmにも及ぶ長大なトンネルで、250mほどが一般公開されています。

 

資料が残っていないため、その概容はほとんどわかっていませんが、当時働いていた方の証言によると、病院や発電所などの設備があったようです。

 

内部はとても涼しく、夏場でも快適です。

外部とこんなに気温が違うのは不思議ですね。

 

壁にある縞模様は地層です。

くっきりとした模様は迫力があります。

 

世界がこれ以上混乱することが無いよう祈るばかりです。

 

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千葉県 館山市 赤山地下壕跡

JR館山駅から自転車で15分程度です。

海沿いは風が強いので、向かい風だと結構しんどいのでご注意ください。