どこまでも続く道。
しんしんと降り積もる雪。
そこはまさに幻想の銀世界・・・
マキノ高原メタセコイア並木。
2.4kmにわたって500本ものメタセコイアが道の両側に規則正しく並んでいます。
整備事業の一環として約40年前から少しずつ植樹されていったそうですが、今では湖北を代表する風景の一つにまで成長しました。
まっすぐに伸びる道路。
降雪もあいまって、たいへん幻想的です。
どちらかと言えば紅葉シーズンである秋の景色の方が有名ですが、個人的には冬の景色も負けず劣らず美しいと思います。
晴れているときはこんな感じ。
まだちょっとだけ紅葉の名残がありますね。
周囲に広がる山々も雪化粧で稜線がくっきりと映し出され、水墨画のような美しさを醸し出しています。
雪が降り積もる極寒の中でも、心が温まるような風景がここにあります。
********************
滋賀県 高島市 マキノ高原メタセコイア並木
JRマキノ駅から高島市コミュニティバス・マキノ高原線に乗車して10~20分程度、
マキノピックランドで下車してすぐ。
マキノ駅から4km弱なので歩いても行けます。
一般道路なので、車通りに気を付けて回りましょう。
以下、どうでもいい話。
マキノは何故カタカナなのか?
現在は高島市の一部になっていますが、もともとはマキノ町。
そのマキノ町自体も1955年に海津村・剣熊村・西庄村・百瀬村が合併してできたものでした。
合併時に新町名をどうするか悩んでいましたが、当時まだ全国的にも珍しかったスキー場が西庄村牧野にありました。
そのスキー場の名前が「マキノスキー場」。
スキーの人気にあやかって新町名はマキノ町となった、ということらしいです。