今日は、娘の保育園の生活発表会でした。
町の大きなホールを借りて行われ、保育園児たちが大舞台に立ちます。
娘は2歳児クラス。
「手遊びうた」を3曲披露してくれました。
センターの位置に座り、最初から最後まで、微動だにしない娘。
ほんとに静止画のようでした。笑
母が家で末っ子と兄たちとお留守番をしてくれていて
家族みんなで後から見ようと
夫が発表会の様子をビデオカメラで撮っていたけれど
娘はきっと家で見るのを嫌がるだろうな〜と思った。
だって、何にもしてないから。
だって、みんなみたいに、ちゃんとできてなかったから。
「よくがんばったね♡」
「出ただけでじゅうぶん♡」
「かわいかった♡」
わたしは、そう思って娘を抱きしめたけど、心の奥で本当は少し心配していた。
娘にとって
「できなかった」という苦い思い出にならないかなぁ、と。
そんな心配をするのは、わたしがどんなにポジティブシンキングで「じゅうぶん」と思っても、
心の奥では「ちゃんとできてない。」と、思ってたからなんだ。
娘は、家に帰って
なんども繰り返し、石のように微動だにしない自分の発表会のビデオをリピートして見ていた。
めーーーーっちゃ、ニコニコと目を輝かせて。
「これ、みっちゃん。」
「ここにいるの、みっちゃんやで。」
「みっちゃん、楽しかった!!」
そう言って、テレビ画面の中の自分を指差して、
ものすごーーーーく、満足そうな顔をしていました。
キラキラと自信に満ちていた。
存在するだけでいい。
そこにいるだけでいい。
自分が楽しいと感じていればいい。
ほんの数日前に、
「価値」の設定を「自由に見出すもの」としたのだけど、
わたしはまだまだ深いところで「外側の基準」を採用しているのだなぁと思い知った。
「誰に何と言われようとも!」と固く力が入るのは、
本当は自分がそう思えていないからだ。
もっとゆるゆると、もっと湧き上がるままに
自由に価値を見出そう。
いつも子供たちに、教わっているなぁ。
ありがとう♡