昨年夏から、グループホームを探し始め、

5か所見学させてもらって、昨年末

やっと重度のいつ君が入所できそうな所が

見つかりました。

 

事前のショートステイを経て

”入所できます”の返事をいただきました。

 

相談員さんに手続きをして頂き

契約の運びとなりました。

 

契約後その日に入居できるということで

布団や衣類、椅子など

車いっぱいに詰め込んで

グループホームに向かいました。

 

いつ君には事前に

”これからはお兄さんになって新しい部屋で

暮らすんだよ”と話していましたが

分からないようでした。

 

契約にはかなり時間がかかり

同席していたいつ君は途中から

プリプリ怒っていましたがプンプン

何とか契約は無事終了しました。

 

その後いつ君の部屋に荷物を搬入

 

元々あるベッドにふとんを敷き毛布をかけ

洋服ダンス?に上着をかけ

家から持っていったタンスに

シャツやズボン、タオル、パジャマなどを

しまいました。

 

私たちが作業している間いつ君は

家から持ち込んだ

お気に入りの椅子に座っていました。

 

この間、私(母)は胸がドキドキでした不安

私たちが帰る時

いつ君が追いかけてきそうで・・・

 

 

そして作業が終わり

 

私はそっと部屋を出て

そのあと夫(いつ君父)が”がんばれよ”と言って

ドアを閉め

後ろを振り返らずにホームを出ました。

 

いつ君の部屋のドアは静かだったようです。

 

家に帰り、どっと疲れが出ました。

寂しいけど仕方ないと

思いました。

 

今日も読んで頂きありがとうございました。