これまで医療行為(注射や検査)のほとんどすべてを
逃げ回って拒否してきたいつ君です。
コロナワクチン接種の今回だけは
絶対に受けさせなければと
コロナが始まった時からずうっと思い続けてきました。
しかしこれまでの診察、治療場面での
激しい抵抗のことを思うと
とてもできるとは思えず
接種券が届くことが怖くさえありました。
そして接種日当日、ドキドキしながら
一回目の接種に臨みました。
会場は中規模接種会場
受付をすませ、いつ君と手をつないで
エレベーターで2階に上がりました。
奥の部屋に入ると10個ぐらいのブースがあり
人々が次々に出入りしていました。
カーテンの中に入って行くと大柄な医師と看護師さんが
おられて、問診票を見て
”お母さん、少し抑えさせて下さいね”とおっしゃいました。
それを聞いてほっとしました。
私の力では、いつ君を抑えることはとても無理なので
接種はできないないのではないかと
思っていましたので。
しかしほっとしたのもつかの間、いつ君が私の手を振りほどいて
”いやだよ~”と大声で叫び逃げ出しました。![]()
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側にいた看護師さん、近くにいた看護師さん3~4人で抑え
床にうつ伏せになったいつ君に先生が
さっと注射しました。
”終わったよ”と看護師さんが抑えていた手を離すと
いつ君が看護師さんに”きらい”と言っていました(笑)
そこに居合わせた人達はビックリしたことでしょうね。![]()
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大騒ぎになるだろうと予想はしていましたが
予想以上の抵抗の激しさを見せられて
2回目の接種はどうなるんだろうと
またまた憂鬱な日々が続きました。
2回目に続く