座ったままうつ伏せで眠るいつ君の続きです。
冬になりだんだん寒くなりました。
上半身はずうっと布団から出ているので
風邪をひくのではないかと心配でした。
(背中に毛布などをかけても嫌がって
はらいのけてしまいます)
エアコンを夜中もつけぱなしにしていました。
毎夜中、私達(両親)は何度かいつ君の様子を見に
行きました。
たいていの場合は座ったままうつ伏せになって
眠っているのですが、
時々ベッドに腰かけて
足を下方に伸ばしていました。
ずっと座って寝ていると
足がしびれたり痛くなったりするのでしょう。![]()
いつ君も、夜な夜な苦痛から逃れようと
色々頑張っていたようです。
私達は、こんな眠り方で大丈夫なのだろうか、
何か病気になるのではないかと
心配でたまりませんでした。![]()
しかし不思議なことに
朝になると起き上がり、いつものように生活し
デイサービスにも通っていました。
食事もとれていました。
あんな状態でも眠りは足りていたと
いうことでしょうか...??
とは言えこの頃歩く時、いつ君は
かなり腰が曲がっていました。
歩き方も頼りなくて
いつも私と手をつないで歩いていました。
白髪も多いので、歩く姿は
すっかりお爺さんという感じでした。
(わたしはお婆さん...)![]()
3か月が過ぎる頃から少しづつ
背中側に積み上げた布団に
よりかかることができるようになりました。
頭側を高くした布団で
あおむけで眠ることができたとき
本当に嬉しくほっとしました。
その後は一進一退を繰り返しながら
ゆっくりゆっくり
足を伸ばしてあおむけで
眠れるようになりました。![]()
一安心でしたが...寝返りができなーい!!![]()
これもゆっくりゆっくり回復していきました。
今日も読んで頂きありがとうございました。
