急激退行について、
「ダウン症者の豊かな生活」(菅野敦・池田由紀江 編著)には
14項目の症状が挙げられている。
いつ君の場合、その当時
14項目うち11項目が当てはまっていた。
そして、20歳頃からこの症状が始まっていることから、
やはりこれは急激退行なのだろうか・・・と
とても不安になりました。
笑顔が消え、しゃべらず、ずっとうつむいて座っている
首が痛くなるんじゃないかと心配したくらいです。
精神科を受診したところ
”うつ状態”と診断されました。
早速薬による治療が始まりました。
抗うつ剤(パキシル、トレドミン等)抗不安薬(レキソタン)を
服薬しました。