やっと起き上がったいつ君

作業所に出かけるまでにすることが山積みです。

 

着替え、朝ごはん、歯磨き、ひげそり、トイレ等々  

どれも20~30分かかります。

すごーくゆっくりです。

 

とても作業所に間に合いません。

毎日遅刻していました。

 

とうとう母の車で送っていくようになりました。

(最初は徒歩で元気に通っていました。)

 

作業所に着いて車から降りても

なかなか中に入れません。

入る決心がつくまでに

長い時間がかかります。

 

いつ君にとって作業所に行くことは

とても辛く苦しいことのようでした。

 

毎朝このような辛い状況を繰り返し

限界を感じるようになった頃

 

作業所の職員さんに

いつ君が作業を全くしていないと

告げられました。