一つ前の続きです。
「そうした行為のどこがいけないのですか?」
そんな以前に起きたことを思い出せるわけがなく、
苦しみに目的などないのではないかと、おそらくあなた方は主張するでしょう。
それに対する私たちの答えは次の通りです。
たとえあなた方の肉体の頭脳が忘れていたとしても、あなた方の深層意識は経験したことをよく覚えています。
「一体なぜ?私が一体何をしたため問題が降りかかってくるのですか?」
私たちが答えられるのは、あなた方が地上の仲間たちに対する奉仕や親切を施す機会に消極的だったり、それらの行為を怠ったりした、ということです。
これが苦しみをもたらす原因です。
さらにあなたがたは質問するでしょう。
「そうした行為のどこがいけないのですか?」
続きます
やりたいことに限界があり、進歩することができない多くの人々がいます。
それでもやはり、そうした人たちも、現在、他人に対する働きかけや奉仕を行うための次の転生を創造するバイブレーションを自らの魂の中に構築しています。
私たちが良くいう、いかなる努力も無駄にならない、と言うのはこうした理由からです。
賢い子どもは神を仰ぎ見ます。
神は、そうした子どもに慈悲深い眼差しを向けますが、
「あなたは働いたり苦しんだりしなくて良いですよ。
カルマを精算しなくても良いですよ」
とは言いません。
その代わりにこう言います。
「我が子よ、私の愛はあなたと共にあり、あなたを助けます」