植芝盛平(うえしば もりへい)は和歌山県田辺市、明治16年生まれ。


栄光に包まれた人生を送り、田辺市の扇ヶ浜公園には彼の銅像がある。


開拓事業で北海道白滝に入植中、父親危篤の知らせを受け、帰郷の途中、出口王仁三郎に会いたいと思う。


人間と霊界の実相を聞き、思い詰め、大元教の本拠地綾部に一家で移り込み、次第に霊能の世界に感応していく。


出口らと内外蒙古独立軍として大陸に渡った際に一斉攻撃を受けたが、植芝の目と心は飛んでくる銃弾の一つ一つを取られることができ、全員が生還できた。

昭和44年、86歳で生涯を閉じる。