高島嘉右衛門(たかしまかえもん)


1832年天保3年、江戸の生まれ。


占い「高島暦」は彼が易経を元にした占い術。


明治の大実業家。

日本で初めてのガス会社を起こした。


44歳で事業から手を引き、隠居して易の研究に半生を捧げ、

「神意を通ずるの辞書なかるべからず易経すなわち是なり」

と言う。

彼にとって易は、神との通路、神の意思を知る辞書であった。



伊藤博文が満州に出向く前に、

満州行きを諦めて欲しいと頼むが、聞き入れずに、

伊藤博文は満州での暗殺に遭う。