山口の農村に一人の農婦、北村さよ は

突然神がかって以降、激烈な戦争批判、役人批判、天皇批判を繰り返した。


神がかりしている時は、声が変質していた。

中年の農婦の平凡な声から、10代の少女のような透き通った声になったという。


俗に踊る宗教と呼ばれたのちの天照皇大神宮教(てんしょうこうだいじんぐうきょう)の教祖。


喜捨は受け取らず、説法の移動は三等車で食事は持参した粗末な弁当。