シルバーバーチがモーリス・バーバネルを霊媒として育てる時のお話です。
「ずいぶん前の話ですが、私は物質界に戻って、霊的真理の普及にひと役買ってくれないかとの懇請を受けました。
そのためには霊媒と同時に心霊知識を持つ人のグループを揃えなくてはならないことも知らされました。
私は霊界に戻り記録簿を調べあげた上で適当な人物を霊媒として選びました。
それはその人物がまだ母体に宿る前の話です。
私はその母体に宿る瞬間を注意深く見守りました。
そしていよいよ宿ったその霊が自我を表現し始めた時から影響力を行使し以来、その関係が今なお続いているわけです。」