私は苦しみさえすれば、自動的に人間性が磨かれるとは決して申しておりません。

苦難は地上にいる限り、耐え忍ばねばならない、避けようにも避けられない貴重な体験の1つで、それをが人間性を磨くことになると言っているのです。

(中略)

悲しみを味わってこそ幸せの味もわかるのです。

困難が人生とは何かをわからせる手段となることがよくあります。

困難、悲哀、病気、危機、死別こうしたものを体験して初めて霊的な目が開くのです。

それが永遠の実在の理解に到達するための手段となっているケースがたくさんあります。