所詮は短い人生です。
その短い人生において、たった1人の人間でもいいから、重荷を軽くしてあげることに成功したら、たった1人の人間の涙を拭ってあげることができたら、たった1人の人間の悩みを取り除いてあげることができたら、それだけでもあなたの生涯は無駄でなかったことになります。
ところが悲しいことに、地上生活の終わりを迎えたときに、何一つ他人のためになることをしていない人が実に多いのです。