質問
「あからさまに言えば、取り越し苦労症の人は霊的に未熟と言うことでしょうか?」
シルバーバーチ
「その通りです。
真理を悟った人間は決して取り越し苦労はしません。
なぜなら人生には神の計画が行き渡っていることを知っているからです。
真面目で、正直で、慈悲心に富み、無欲の人でありながら、人生の意義と目的を悟るほどの霊的資質を身に付けていない人がいます。
無用の心配をするという事、そのことが霊的成長の欠如の指標といえます。
たとえ僅かでも心配の念を抱くと言う事は、まだ魂が本当の確信を持つに至っていないことを意味するからです。
もし確信があれば心配の念は出てこないでしょう。
偉大なる魂は泰然自若の態度で人生に臨みます。
確信があるからです。
その確信は何者によっても動揺する事はありません。
このことだけは絶対に譲歩するわけにはいきません。
なぜならそれが私たちの霊訓の土台であらねばならないからです。