サークルの1人の心霊治療に関する質問
「患者としてはあくまで1人の治療家のお世話になるのが好ましいのでしょうか」
シルバーバーチ
「それは一般論としてはお答えしにくい問題です。
何故かといいますと大切なのはその患者の霊的状態と治療家の霊的状態との関連だからです。
心霊治療にも色々と種類があることを忘れてはなりません。
霊的な力を全く使用しないで治している人もいます。
自分の身体の持つ豊富な生体エネルギーを注入することで治すのです。
霊の世界は全く関わっておりません。
それは決していけないことではありません。
ただし1つだけ好ましくない態度を申せば次から次へと治療家を変えていくことです。
それでは治療家にちゃんとした治療を施すチャンスを与えていないことになるからです。
私たち霊界のものは何とか力になってあげたいと思って臨んでいても、そういう態度で訪れる人の周りには1種のうろたえ、感情的なうろたえの雰囲気が漂い、それが霊力の働きかけを妨げます。
ご承知のように霊力が1番働きやすいのは受け身的な、穏やかな雰囲気の時です。
その中で初めて魂が本来の自分になりきれるからです」
私の周りにも次から次へと治療家を変える人がいます。
ほんの数人変えるのは悪くはないけれど、治る前に変えてしまったり、
恐れ、不安、不信などで、まさに狼狽の中での治療の繰り返しです。
気づきの言葉を伝えてみましたが、本意は伝わりません。
狼狽は強力な妨げです。