人に法を説くものが重大な責任を担っていることはお分かりでしょう。

私は度々言っております
ーあなた方は知識を手にされた。しかし同時にその知識に伴う責任も担われた、と。

一般の人よりも高いものを求め、さらにその人たちを導き教えんとする者はまず、自らが拠って立つ足場をしっかりと固めなくてはなりません。

厳しい探求も吟味もせず、あらゆる批判に耐え得るか否かを確かめもせず、自分の説いていることが真実であるとの確信もないまま、
そんなことには無頓着に型にはまった教義を説いていれば、
その怠慢と無頓着さに対する代償を払わなければなりません。