彼は笑う
お腹を抱えて笑った。

「あはははは。意味わかんねぇ。何が仕事だよ。何が給料だよ。」

もう1人の女性上司は叫んだ。
「きゃー人殺しぃ~。」
「ドラマか?あ~?普段からベラベラデカい声で話ししてる女がまたうるせぇ声だしたな。」

彼の顔はもう普通の色ではなかった。
右手にはなぜか金庫の鍵を持っていた。

「ほらっ」

彼は女性上司に金庫の鍵をちらつかせながら近づいた。

「ほらっ。わかるだろう?」

彼は笑った。
女性上司は震えながらも聞いた。

「なっなに?金?なによ?」

彼の顔は一気に黒色の空のようにかわった。

「わからないんだね。あははは~本当に?俺が金を欲しがったりしましたっけ?あなたは文句を言うのが好きでしょう?自分が大好きでしょう?甘い女は狭い部屋に行こう!」

彼の目は輝き。口は普段見せないような横に大きく三日月のように伸びた。
彼は女性上司がいつも気にしていた綺麗な髪をひっぱり金庫へ歩いた。

金庫の鍵を開け女性上司を入れた。彼は笑いながらタバコを一本、火がついたまま一緒に入れ鍵をかけた。

静かになったオフィスで彼は笑いながら倒れた男性上司の顔にホッチキスを刺す…って「ふぅ~。妄想しすぎたかな。」

そんな彼は公園でタバコを吸って想っていた。

「こんなこと出来れば今頃、日本は終わるな。はぁ~会社つまんねぇなぁ。あのババァムカつくなぁ。」

彼は黒色の空を見上げ
タバコを吸う。

「ブツブツブツブツ」

タバコの先端が真っ赤になり、彼は床に叩きつけ
会社に向かっていった。
背中も「ブツブツブツブツ」言っていた。