※映画『インセプション』について、ラストの解釈まで含めてネタバレしてます。

 ご注意ください。

 

 

 

長いです…

とにかく長い…

すみません…m(_ _)m

 

 

 

 

前回の記事でも書いたのですが、量子には

 人に観測されることで状態が変わる

 (重ね合わせの状態から1つの状態に決する)

という性質があるとされています。

(「波動関数の収縮」もしくは「波束の収束」といいます)

 

 

この世界を構成する要素たる量子が、人が意識を向けることで変化する。

つまり

 

現実は人の意識によって創造されるのか    ?

 

というわけで、これを「意識が現実を引き寄せる」と解釈したお話が、自己啓発やスピリチュアル系の本によく見られるように。

ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』やジョセフ・マーフィー博士の「潜在意識に働きかけて夢をかなえる」という従来の自己啓発系の本は「意識が現実を変える」という現象を経験則から説明したものですが、この根拠を量子力学に求めたわけです。

 

 

しかしこの観測による状態の変化、なにしろ不思議なので「観測問題」と呼ばれてさまざまに議論されることに。

中でも量子力学の泰斗、ロジャー・ペンローズ博士は

「ンだよ"観測"って、ワケわかんねーよ!!」

とばかりに(^^;、「観測」という行為の定義のあやふやさに疑義を呈し、観測する"意識ある主体"とは何か、そもそも意識とはなんぞや、そしてさらに"意識はいつ生まれるのか"を考察。

 

Cirone-Musi, Festival della Scienza

ロジャー・ペンローズ卿

at the 2011 Festival della Scienza, held in Genoa, Italy

(Wikipediaより)

 

脳の神経細胞の軸索の、さらにその中の「微小管」内(超ミクロな世界!)が量子力学的な環境にあると考え、そこで生じた量子重ね合わせが重力によって1つの状態に決定し、その結果が意識として認識される、としました。

すなわち彼は、人の脳(の神経細胞の微小管)の中で、

 

状態が決定→意識が生ずる

 

と考えたのです。

これまでの

 

意識→状態の決定

 

とは真逆の考え方。

このため異論反論が続出しましたが、なんせペンローズといえば量子物理学界の巨人(特異点はじめ数々の画期的な研究を発表、そして2020年にノーベル賞受賞)。

あながちトンデモ理論とも言い切れず、いわゆる量子脳理論の一つとしていまなお論議は継続中です。

(他にも違うアプローチの量子脳理論がいくつかあります)

 

とりあえずすっ飛ばしといていただいて構わないんですが、ペンローズ博士のインタビュー。↓

脳の中の量子力学的過程についてご機嫌で語っておられます。

 

 

ついでに言うならペンローズ博士、ノーランとも親交のあったスティーヴン・ホーキング博士と論文を共同執筆、ていうかそもそもホーキングの博士論文の査読者であり、『インターステラー』のストーリーの1つの要となるペンローズ過程を発表したその人でもあって、量子力学大好きノーランにとっては間違いなく偉大なヒーローの1人です(^^)

 

この、ペンローズの量子と脳と意識の話、私の拙い書き方ではなんのこっちゃ( `ー´)ノと思われると思いますが、ちょっと後から出てきますんで、なんとなくこういうのがあるんだなぁ…とうっすら覚えておいてくださいm(_ _)m


 

とまァ、意識が先か、状態の決定が先か、といろいろ説はありますが、とにかく関係の深そうな意識と量子。

今回の映画は、この意識と量子の"状態の重ね合わせ"、そして重力との関係についてのお話です。

 

 

 

 

インセプション(2010)

 

 

コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、導入装置を使って人の夢に入り込み、その潜在意識から情報を盗み出すプロ。

産業スパイとして裏社会から重宝されていたが、ある出来事をきっかけに母国アメリカを追われることに。

そんな彼に、有力者サイトー(渡辺謙)が話を持ち掛ける。

「ある人物にインセプションしてくれないか」

"インセプション"とは、人の潜在意識にある考えを植えつけること。

難色を示すコブだが、報酬として彼をアメリカへ帰してやる、というサイトーの言葉に、依頼を受ける決心をする。

果たしてインセプションは可能なのか、そしてコブは家族の元へと帰れるのか    

 

 

◆意識が創造する世界

サイトーの依頼を受けたコブは、仲間を集め、夢の世界を構築します。

細部まで注意深く作り上げた街並みは、一見現実の世界と変わりません。

まさに意識によって作られた世界。

"この世界が量子によって構成され、その量子が人の意識によって変わるのなら、この世界は人の意識によって作り出されたものでは    ?"

それをそのまま実現させたような世界です。

そして街を行き交う人々は"標的"となる人の潜在意識の投影。

なので"侵入者"が何かをしようとすると邪魔をする。

「意識しすぎるとかえって物事がうまくいかなくなる」という、自己啓発系のお話などで語られる潜在意識の作用そのままです。

こういう場合の潜在意識って、当人の防御のために働いてるんでしょうね。

なにしろ、トラウマ(妻のモル)にいたっては殺しにかかってくる(^^;

いやホント、その通りだなと(;´∀`) コワい(^^;

 

この夢の世界は、自己啓発やスピリチュアルでいうところの「潜在意識」と、量子力学における「意識」とが作り上げたような世界です(*^_^*)

 

 

 

◆夢の中の時間と重力

新たにチームに加わったアリアドネ(エリオット・ペイジ)は、現実の世界の5分が夢の世界では1時間に感じられることに驚きます。

「夢では心の動きが速い。時間の流れが遅く感じる」

こう答えるコブでしたが…

 

この「時間の流れの違い」は、アインシュタインの相対性理論の応用と考えられます。

これを教えてくださったのはこちらのサイト様。↓

 

 

相対性理論では、時間は重力の影響を受けると考えられ、強い重力の影響を受けている場では、時間がゆっくり進む、とされます。

これはGPSシステムの衛星-地上間の時間のずれによって実際に証明されていて、地上よりも重力の弱い衛星内部の時計は地上の時計よりも時間が早く進むそうです。

(この重力と時間の話が大きな意味を持つのが『インターステラー』です)

 

これを応用したのがこの夢の世界。

コングロマリット(複合企業)の御曹司である"標的"、ロバート(キリアン・マーフィ)の意識に潜入し、その夢の世界を共有したコブたちは、浅い階層では「考え」を植え付けることができず、第2の階層、第3の階層…と、どんどん意識の深い階層に潜っていくことになりますが、
 

現実
↓
第1階層の夢
↓

     第2階層の夢 …

 

と、階層を潜っていく毎にだんだんと重力が弱く、軽くなっていきます。
潜ると重力が強くなる気がしますが、現実の意識からの引力が弱くなっていくと考えるので反対なんですね。
さらに、深い階層の重力はその上の階層の夢の出来事に影響されるので、例えば上の階層で皆が乗った車が橋から転落して一時的に無重力状態になると、下の階層でもその影響を受けて皆が宙に浮いちゃったりします。


 

そしてこの夢の中の重力が弱くなるにつれて、夢の中の時間も早く進みます。
最深の第4階層の夢になると、現実世界の数時間で一生分の時間が過ぎることに。
このため、夢と現実の境がわからなくなり危険だ、としてこの階層へは潜ることを禁じてきたコブでしたが、サイトー、そしてロバートを救うためにこの層にまで潜る決心をします。

この最深層の夢、というのは、つまるところ中国の故事でいう 邯鄲の夢 なわけですが、あの、深い眠りの中でとても多くのことを経験する感じ、夢から覚めたときのあの何とも言えない、別世界から戻ったような感じを、重力と時間の関係で説明するのは実にうまいなと思います。


重力は量子力学以前の、古典力学に属する力ですが、この力が次の"量子脳"の説明にも関係してきます。

 

 


◆量子脳が生みだす意識
コブたちは夢の階層の移動や現実に戻る際に、落下の感覚を利用した「キック」という手法を使っています。
あの、夢の中で"落ちる"感覚、ひゅん…てやつですね(*^_^*)
ところが先に書いたように、上の階層の夢で車が転落、このため下の階層では重力がなくなって、"落ちる"ことができなくなります。
そこでこの階層の夢を構築したアーサー(ジョセフ・ゴードン・レヴィット)は皆をエレベーターに運び込み、そのエレベーターを爆破して自発的に「落下」をつくり出します。
その下の階層でも、イームス(トム・ハーディ)が雪山の病院を爆破。
最深の第4階層、コブの夢では、こうした上の階層での出来事の影響を受け、爆破が起こる前から世界そのものがその構造を保つことができずにどんどん崩壊していきます。



 

 

さて。
話は変わりますが、ここでちょっと、ペンローズの量子脳について再び。
上でも書いた通り、ペンローズは

脳の神経細胞内で状態の重ね合わせが生じ、

その重ね合わせが重力により1つの状態に決することで意識が生まれる

 

と考えているのですが、じゃぁペンローズの言う

状態の重ね合わせ→重力により1つの状態になる

とはどういうものか、というのをもう少し詳しく見てみると、
 

量子レベルの世界から古典的なマクロ世界を作り出しているのは、重力であり、重力がR(波束の収縮)に相当する現象を引き起こすとする。
量子的線形重ね合わせとは、時空の重ね合わせであり、重ね合わせ同士の重力的なエネルギー差が大きくなると宇宙は重ね合わせを保持できなくなって、ひとつの古典的状態に自発的に崩壊するというモデルである。

(Wwikipedia-ペンローズの項より、量子論上の観測問題)

 

こんなのいきなり読まされてもなにがなんだか、だと思いますが(^▽^;)、でも、ちょっと見てください。
「重ね合わせ同士の重力的なエネルギー差が大きくなると宇宙は重ね合わせを保持できなくなって」
「自発的に」
「崩壊」
……
なんだか、似てると思いませんか?
映画の終盤、夢の階層が次々と崩壊していく様子に。
そう、あれって、ペンローズの言うところの

状態の重ね合わせ→重力により1つの状態になる

の描写だと思うんですよ。

 

ということは、 夢の階層=状態の重ね合わせ と考えられるわけです。

そしてその階層=重ね合わせが、お互いの重力の影響によってそれぞれの世界を保持できなくなり、次々と自発的に("中の人"であるアーサーやイームスが自ら起こした爆発によって)崩壊していく     

たった1つの現実である、元の意識に戻るために。


夢の階層=重ね合わせ が 

現実の意識=1つの状態 に決するのです。
 

そして先に書いたように、ペンローズは重力+量子力学的な過程が脳の微細な空間で起きて、その結果、意識を生み出す、と考えている。

 

つまり、この映画の壮大な夢の世界の物語は、

ペンローズが説く量子脳理論によるところの

意識が生まれるまでの過程、

 

すなわち

大企業の後継者ロバートの脳にある
神経細胞の
軸索の
微小管の中(の量子力学的環境)  で生じた

状態の重ね合わせ  が、

重力の影響  によって崩壊し、

1つの意識が生まれる

までの過程を描いたものなのです。


そしてこの場合の1つの意識、
最終的にロバートの頭に生まれた考えとは、


      父から受け継いだ会社を解体すること。 


コブがサイトーから受けた依頼、インセプションは見事に成功したのです。
 

 

この『インセプション』の"量子脳解釈"、ちょっと他に見当たらないんで、"~なのです"なんて断言するのはかなりおっかなびっくりなんですが(心細いよぅ(´Д`))、でもノーランの意図するところとしてはたぶん合ってると思います。

ノーランは今作の着想をアルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの幻想小説から得たと話していて、あと『マトリックス』など「仮想現実」をテーマとする映画からの影響についても語っています。

確かに物語の土台はそれらの作品だと思うのですが、じゃぁなんであんなに階層のある意識の話なのか、その階層の構成には重力が大きな意味を持ち、重力が崩れることによって世界が崩壊していくような話になっているのか、というところで、たぶん量子脳だからじゃないかと。

ノーランの量子力学へのこだわりからしてペンローズの量子脳理論なんて面白そうなもの、知らないはずはないので…

ただ、それを映像化しようとは普通思わんわな…(;´∀`)


とにかく素人解説なんでわかりにくかったと思います…m(_ _)mm(_ _)m

ペンローズ説から「重力…重ね合わせ…???( ゚Д゚)」と理解しようとするよりも、むしろ映画のあの映像からペンローズ説を解釈した方がわかりやすいんじゃないかと思います。
「あー、人の意識が意識として認識されるまでには潜在的にいくつか可能性があって(意識(夢)の階層=状態の重ね合わせ)、それが重力という物理的な力で1つになって、顕在意識になる…かも知れないのね」てな感じに…

(いやわからんやろ)

(素人講釈…)

ま、私たちの頭の中でもディカプリオやトム・ハーディが大冒険を繰り広げて、挙句「あ、お魚買いに行かなくっちゃ(゚д゚)ハッ!」という考えが浮かんでくるのかと思うと、ちょっと楽しいもんですよね(*^_^*)
(※ディカプリオやトムハは頭の中に住んでません)


というか、この映画の夢の中の人物は、ノーラン映画の定石通り

量子を擬人化したもの

で、その量子の

状態の重ね合わせが1つの状態に収束する

様子をドラマチックに描いたものが、この映画なのだと思います。

(コブが見てる夢(の中のコブが見てる夢(の中のコブが見てる夢(の中のコブが…))) という風に、夢が重なり合っていると同時にコブ(=量子)自身も重なり合っている)

それにしても量子…オトコマエやな…J・G・レヴィットの量子とかぜひとも私の微小管内に…
(※だから住んでません)

(まだ言うてる…)
 

 

ちなみに、映画の中に出てくるエッシャーっぽい騙し絵の階段。
あれはペンローズが考案した不可能図形のひとつで、『ペンローズの階段』と呼ばれるものです。

Wikipediaより
 

 

これもあれも含めて、この映画の夢の世界は、

ノーランが描くペンローズの頭ン中  なのだろうな、と思います(*^_^*)
 

 

 

 

◆コインの裏表-"あなた"が決める、ラストの解釈
なんかワケわからん話につきあわされていい加減うんざりされてると思いますが(すんません…)、やっとこさラストの解釈です。


ロバートへのインセプションに成功し、その報酬としてようやくわが家へ戻ることができたコブ。
迎える義父、そして待ちわびた子供たちとの再会     
夢のような展開に、コブははたと疑念を持ちます。
「…これは現実か?本当は自分はまだサイトーと共にあの深い夢の世界にいるままじゃないのか、そしてこの"現実"も夢なのでは…??」
そこで取り出したのが"トーテム"。
これは夢に潜入する各人がそれぞれ持つアイテムで、自分のいる世界が夢か現実かわからなくなった時に使うもの。
コブのそれは「コマ」で、このコマが倒れることなくずっと回り続ければそこは「夢」、倒れれば「現実」です。
机の上でコマを回し、その様子を見つめるコブ。
しかし子供たちの呼ぶ声に、彼はコマがどうなるかを見届けずに庭へと出て行ってしまいます。
回り続けるコマ。
ふっ…と倒れそうになりますが、また回り…回り…よろめき…回り…
画面はそのまま暗転、結局コブが現実に戻れたのかどうかはわからないまま、映画は終わります。


このエンディング、「夢か?」「現実か?」と、最高にモヤる終わり方で、ノーランも再々質問攻めにあったよう。
しかし一貫して「判断は観客に委ねる」とし、結末についての明言は避けているといいます。
 

 

このラスト。
実はこれも、量子力学で考えるとすっきりわかるのじゃないかと思います。
これまでさんざん言い散らしてきた量子の特性、「状態の重ね合わせ」。
同時にAでもBでもあり、誰かが"観測"するとどちらかに状態が決定する。
これでこのラストの意味を考えます。
(この場合の状態の決定は、ペンローズ説ではなく従来の決定の仕方、観測(意識)→状態の決定 で考えます(ややこしい(^^;))


ところでこの「状態の重ね合わせ」、よく、回るコインに例えられます。

 

参照:gifmagazine

 

回り続けるコインは、表も裏もどちらも見えている状態、つまりAでもBでもある「重ね合わせ」の状態なんですね。
それが倒れる、すなわち「観測される」と、表か裏、どちらかに状態が決定します。
こちらのサイト様の説明もお借りして→量子コンピュータ超入門!文系でも思わずうなずく!

 

 

映画のラストで回り続けるコマは、このコインのメタファー(コインがそもそもメタファーなのでメタファーのメタファー???)…ていうか、こりゃそのまんまですね(^^;

コマが倒れず回り続ければ夢、倒れれば現実    
コマが回り続けている限り、夢と現実、どちらの可能性もあり得る。
つまりあの「コブが子供たちの待つ家に戻った世界」は、夢と現実が重なり合った状態なのです。
そしてその「重ね合わせ」は、それを象徴しているコマが"観測"されることで夢か現実か、どちらかに状態は決定します。
しかし、その"観測者"たるコブはコマがどうなるか見届けないまま去ってしまう。


ノーランは過日、インタビューの中でこう答えています。

「ラストシーンで最も大事なのは、そして質問に対するぼくの回答だが、コブがコマを見ていないという点だ。コブはあのとき自分の子どもたちを見ていた。彼はコマを捨てたんだ。それこそが、あの場面において最も大事なことなんだよ」
-映画.com ノーラン監督「インセプション」エンディングのナゾを解明

 

このノーランの言葉はもちろん、"夢か現実かは関係なく、コブの心のありようそのものが重要なのだ"という意味でもあるのですが、でもやはり、「コブがコマを見ていない」のがラストの質問に対する回答だ、とする点に注目でしょう。
コブは去り、"観測者"ではなくなった。
では"観測者"は誰か。
スクリーンでひとり回り続けるコマを見つめるのは…
 

観客です。
 

コブが観測者の立場を放棄した後は観客が"観測者"となり、その観客の"意識"がラストのコブの世界の状態を決定する     
夢か、現実か、を。



 

 

「判断は観客に委ねる」とは、一般には映画のラストに含みを持たせたいときの監督なり製作者なりの常套句ですが、この映画のノーランの言葉については決してそうではなく、その通りの意味なのです。
夢と現実が重なり合ったコブの世界。
その世界を"観て"、夢か現実か、状態を決定するのは


あなた(の意識)なのです。
 

 

 

………

このラストの「状態の重ね合わせ」解釈も、ちょっと他に見当たらないんだけど(心細いよぅ(*p´д`q)゚。)、でもたぶん合ってると思う…
 

 

こんな風に、『インセプション』はアタマからラストまで量子力学解釈できちゃう映画でした。(合ってたら、ですが(^^;)

ノーラン…

量子もペンローズも好きすぎやろ…

 

 

いやなんかもう、わかりにくい素人説明で本当にすみません…m(_ _)mm(_ _)m

こんなに1つの文章で「つまり」と「すなわち」を多用したのは初めてです…

ずっと心霊写真を説明してる気分でした…

(「おわかりいただけただろうか」「おわかりいただけただろうか」「おわかり…(以下略)」)

 

つまり…

自分がそもそもわかってへんのやな…orz

 

 

あと、量子力学じゃないけど面白かったのがこちらのサイト様の解説。↓

いつもキャラクターに意味ありげな名前をつけるノーランですが、この作品でも。

イームス=Dr.Eames、つまりDream(e)sとか、面白い!

このほかにも、作品全体を丁寧に説明してくださっています。

 

 

 

最後に、参考図書について。

 

 

ペンローズの著書、『心は量子で語れるか』。

やたらそそるタイトルに惹かれて

「も、もしかしてテレパシーについて書かれたりしてるのかな…??」

とwkwkしながら読んでみたら"微小管"の話が出てきて、どうもわからないのでいろいろ見てみるうちに、

「…これインセプションの話だよね?」

となった次第。

 

 

いやぁ…

天才ペンローズと、

その頭の中を映像化しようと考えた奇才ノーラン…

『インセプション』、

いまさらながら

すごい映画でした…(´-`*)