単に「ホラーが怖くて観られないよぅ(;Д;)」という話です…
私は映画が好きなもんで、「傑作!」とか「名作!」とかいわれる映画は、やはり一度は観てみたいと思っています。
そしてその傑作!や名作!の中にはいわゆる"ホラー映画"といわれるものも含まれるわけで…
少し前まではそういった作品の数々も、怖がりながらではありますが楽しんできました。
エクソシスト、オーメン、サスペリア、悪魔のいけにえ、遊星からの物体X…
いずれも独創性と美学に満ちた名作です。
ところが、…
ここ最近は、ホラーらしいホラーは観ておらず。
なぜって…
最近のホラーって、怖すぎやしませんか??((;゚Д゚))
なんちゅうか、雰囲気の怖さがハンパない。
映像技術が上がったせいなのか、過去の名作傑作を経て恐怖表現がより先鋭化しまくってるせいなのか…
やたらリアル。
とにかくコワい。
観られない。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』まではなんとか観られましたが、『パラノーマル・アクティビティ』は怖さのあまり20分足らずで逃亡。
いまだに続きを観られずにいます。
いつの映画だよ…2007年だよ…
なんかもともと、得体のしれない悪意や、悲しくて怨念めいたものが無性にコワい。
いやホラーってそもそもそういうもんですが(^^;
普段スピリチュアルだ不思議な話だなんだと言っときながら情けない限りですが、怖いもんは怖い(´Д`)
そして最近のホラーは、この無性にコワい霊だのなんだのがやたらリアルテイストで迫ってくる。
『パラノーマル~』から逃げ出したのはそのせいです。
ですから『インシディアス』とか『ラ・ヨローナ』とか、"『パラノーマル~』よりゃ確実に怖いぜ"オーラをガンガンに振りまいている映画は軒並みダメです(+_+)
ましてや、怨念の総合卸(?)、ジャパニーズホラーなんてのはもう、近づくこともできません(;´Д`)
(逆に情感薄めなゾンビものはノリノリで観られる)
このため、ホラージャンルは観たいと思いつつも一様に避けて平穏な日々を過ごしてきたのですが…
ついにあの傑作がプライム特典入りしてしまったため悩みが復活!!
(だいぶ前ですが)
あの傑作とは…
『ヘレディタリー/継承』です!!
(米2018 監督:アリ・アスター)
どーん!!
コワいのでサムネもちっちゃ…
この映画、
「直近50年のホラー映画の中の最高傑作」
「史上最も恐ろしい」
「21世紀最高のホラー映画」
と、映画評はとにかく絶賛の嵐。
観てきた方の感想も「怖い!けど面白い!!」「確かに傑作!!」「二度目の方がもっと怖かった!!」と、さらにさらに観たくなるようなものばかり…
レンタル店でも棚の前でさんざん逡巡していたのですが(コワいので手には取らない)、結局借りられず。
それがいま、実質無料()で見放題…
ああああ、観たいよぅ!!
でも怖いよぅ!!
(知らんがな(-_-))
そこで!
怖さを消すために一計を案じてみました!( ゚∀゚)!
その一計とは…
「楽しい映像や癒しの映像を一緒にチラ見すれば怖さも半減するんじゃね?」
つまり、騒音を消すホワイトノイズと同じように、楽しい画ヅラを横に置いとけば怖い映像も中和できるのでは?と考えたわけです。(アホ全開)
映像は、とりあえず3つ(+1)用意してみました。
1)ドリフのオチ集
あのドリフなら史上最恐にも負けるはずがない!(世代ならではの無類の信頼感)
というわけで、全盛期のコントのオチばかりを集めた『最強版』なる動画を拝借
(編集された神に感謝)
念のためBGMオンリーも用意。万全!!
2)おもしろ可愛い子パンダの映像
悪ガキ子パンダどもが延々とお掃除の邪魔をし続ける動画。
デレずにはいられないこの破壊力抜群の可愛さなら怖さにも勝てる!はず!!!
3)ヴァン・ダムのあのCM
ベルギーが誇る世界のアクションスター、ジャン・クロード・ヴァン・ダムが、並走する2台のトラックの間で180°開脚するあのVolvoのCM。
バックに流れるのはエンヤの癒しの歌声、そして禅僧のように泰然としたヴァン・ダムさんの表情…
これならきっと恐怖に震える心も鎮まるはず…!
…………
なんかもう、まっとうな映画ファンの方がご覧になったら延髄蹴りされること間違いなしなことやってる気がしますが、とにかく観なきゃはじまらない、さてこの3本+1をセットし、一緒に『ヘレディタリー』本編を再生してみました。
そしておそらく最初のガチ怖ポイントらしきところまで観てみたのですが…
イケる!
観られますよ!
コレだと怖くない!!ヽ(^o^)丿
なんとこの超ドあほぅな『無害な映像チラ見による恐怖中和法』は意外にも功を奏しました!
試みは成功です!!
が…
同時に失敗でもありました。
なぜなら、恐怖とともに映画そのものの面白みもいっさい無くなってしまったからです。
いうなれば、極上の料理から味や香りなどの「風味」を取り去ってしまった感じ。
"味気なくなってしまった"のです。
ストーリーは追える。
でも、登場人物の感情には浸れない。(ドリフだもんな)
間合いの空気も掴めない。(パンダ空気読まないんだよ)
そもそもこの映画は家族であるがゆえの悲しみを描いたもののようなのに、その機微が伝わらない。(ヴァン・ダム…)
結果、面白くない。
これじゃ映画を"観た"ことにはなりませんな(-_-)
ま、当然といえば当然なのですが(^^;
やはり映画というのは「没入感」が大事、そしてホラー映画は"恐怖を味わう"のが醍醐味なのだということが改めてわかりました(;´∀`)
(やらんとわからんのか)
そして…
今回私はホラー映画をホラー無しで楽しもうという虫のいいことを考えて、結局それじゃ映画そのものを楽しめないということを発見したわけですが(^^;、
これは人生にも言えるのかも、なんてことを思いました。
人生は
時にハッピーエンドの物語に、
あるいはペーソスの利いた喜劇に、
はたまた救いのない悲劇になったりしますが、
それぞれの物語のときに、目いっぱい生きてその感情を経験する、それが人生をより豊かにしているのだろうな、と思います。
人間、そりゃ幸せだったり嬉しいことばかりの人生の方がいいに決まってます。
悲しみや辛さなど経験したくない。
でも、ホラー抜きのホラー映画があり得ないように、悲しい物語からはやはり悲しみは取り去れない。
悲しい時には悲しみを体験するしかない。
しかしその辛さにひるまず真正面から向き合い、とても苦しいことでしょうけれど、その感情を経験しつくしたあとには、きっと人生の新たな豊かさが見えてくるのではと思います。
ホラー映画にすらひるみまくってドリフに逃げてる奴が言っても何の説得力もありませんが(^^;
やっぱり"それもこれもあって"、人生は完成するのでしょう。
そして映画も人生も、一生懸命にその物語に没入することが、その豊かさを真に体験することになるのだろうと思います。
てなことを書いてても所詮ヘタレのたわごとか(^^;
というわけで人生についても考えが及んだことだし、なんとなくいい感じに着地したような気がしますが…
問題が一つ。
"ホラー映画が怖い"ということについてはまったく何も解決していない…!!!
あぁぁ、やっぱりちゃんと観るしかないのか…
こりゃ早急に解決しなきゃなりません、なんとなれば、この9月には同じくアリ・アスター監督の映画、
『ミッドサマー』(2020)
がプライム特典入りするからです !!!
どーん!!!
いや見えへんやん
この『ミッドサマー』も映画評は大絶賛のうえ、観客はみな怖さのあまり半泣きで劇場を後にしたということですから、
ああああ、観たいよぅ!!!
でも怖(略)
ほんと、超怖いホラー映画の見方、教えてほしい…
みんなどうやって観てるのかな…
しょうもない話を長々とすみません…m(_ _)m
世の中いろいろ大変なのに、なんと太平楽なことか…
ていうか、明日で8月終わり…??
いつの間に今年の3分の2が…(゚д゚lll)キャァァァァ
(こっちの方が怖い)
