四国巡礼をコンパクトに 玉川大師@二子玉川 | 毎月毎年メニューが変わるお菓子教室 中野・紅葉山 “8Presents cake circle” 便り

四国巡礼をコンパクトに 玉川大師@二子玉川

二子玉川サイクリング自転車の今回最初の目的地は玉川大師、


正式名称は玉眞院玉川大師です。













こちらには石仏が300体あり、この石仏を拝むと


四国八十八ヶ所・西国三十三ヶ所を巡ったのと同じご利益がある


といわれています。




初代の住職が、88ヵ所巡りに行けない人が参拝できる場所をということで、


1934年に作られたそうです。




そして何より特徴的なのが、その石仏の祭ってある場所。


なんと本堂の地下、いわゆる地下霊場と呼ばれるものです。


(本堂の撮影はNGにつき画像はありません。


が、ネットで検索すると色々出てきますので、ご覧になってみてください。)




地下霊場は仏の胎内をあらわしていて、この胎内を巡ることによって、


心身が清められ生まれ変わったり、極楽浄土へ往生することができる


といわれているのだそうです。






まず初めに本堂1階にあるずらりと並んだ複数の祭壇を順にお参りし、


一通り終えたところで、いよいよ地下霊場へ案内されます。





灯明料100円を納め、サンダルに履き替え、地下への階段を下りて行きます。





階段をおりきったところで、まず一旦引き返してしまいました。


なぜなら本当に真っ暗だからです叫び




目を瞑っても開けても同じ状況。


ここまで暗いのは中々体験できないかもしれませんビックリマーク




正真正銘の暗闇は、慣れていないと、


不思議と不安感、恐怖感が沸き起こるようです。




お寺の方へまったく足元が見えない旨伝えると、


「神聖な場所ですので、そのまま光をともさずお進みください。


段差はないので、手で壁を伝いながらお歩きください。」とのこと。




少し行くとうっすら明かりが見えてきて、


石仏や壁に描かれたお経等が現れます。




その先に四国88ヵ所と西国33ヵ所にゆかりのあるお大師様、観音様が


両側にずらりと並びます。


まさに囲まれるという状況、かなりの迫力があります。




その中から自分の年と同じ番号の石仏を拝むとよいとのことで、


私も実行させていただきました。






地下5m、長さ100mの地下霊場、初めは不安や恐怖があったものの、


出るころには不思議とすっかり穏やかな気持ちになっていました。






本堂を出るとその脇には弘法大師や不動明王、


ぼけ封じ観音菩薩や子育て地蔵など、


コンパクトなスペースにこちらもまたずらりと祭られています。




とにかくあまり広くない寺院ですが、


あらゆるところにずらりと祭られている印象です。






全国的にも珍しい地下霊場。


ちなみに、お寺に宿泊することもできるとのことで、


ご興味がおありの方はぜひ訪れてみてはいかがでしょう?





最後に・・・


お参りするのは自分の年と同じとしましたが、数えだそうです汗