家族の介護についてです。
義母と私の関係性の変化について書いていきたいと思います。
もうすぐ嫁いでから１５年が経とうとしています。
もう１５年、早いねぇ！！と先日も話していたところ。大変内容の濃い１５年です。
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結婚初期から中期は、義母の言動がぶっ飛んでいることが多くて対応に困ることがよくありました。
常に想定外を超えてくることが多かったので理解に苦しみました。（詳細はかけませんが。
）
ほんの一例ですが、
自宅の新築中、駐車場のコンクリートが乾くのを待っている期間中、コンクリートが固まる前に義母さんが本気で足跡をつけようとしたことがあり（悪ふざけとかじゃなくて）、工事したてだったので我慢ならずに本気で注意した事があったのが今では懐かしいです。
私だって義母に注意なんてしたくないし言いたくもないですけど、
（「ちょっと。ちょっとちょっと！」くらいで毎回おさまればいいんですが。）
当時、義母は注意されたことに怒ってましたけど。
（いやいや、普通にコンクリート固まる前に足跡つけたらだめでしょ。
）
義母の理解し難い言動に困ってどうしたらよいのか本当にわからない時期もありましたが、そこは忍耐。
私は流されないようブレないように嫁行をこなしてきました。
いつだったか、「もうこの人嫌い！！」というところまでいった時もありました。
自分の実母だったらこんなことしないよな…と考えることもありましたし、誰にも相談できず苦しんだこともありました。
浄化の世界に入ってからは義母との因縁やカルマ解消を何回も何回も行い続けました。
私自身にも問題があるのではないか？と、まずは自分が変わること。そして、義母への考えや想いや態度も変えました。
そうやってやっていくうちに、あんなに嫌だった感情が無くなっていったのは３年前。
不思議です、本当に。
会いたくないとすら思っていた時もあったのに、今ではそんなことを思わなくなりました。
嫌いという感情が無くなっていき、
これからはこれまでよりももっと仲良くしたいな、していきたいな、と思い始めていました。
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そこからしばらくして、電話の最中に義母の小さな異変に気付き、病気を疑ったのは私が最初でした。
家族にそのことを伝えても始めは信じてくれませんし、義父は私の方がオカシイと怒るほどでした。
ですが検査はした方が良いので、こちらで色々調べて病院を手配して、なんとか受診してもらったところ、
診断は…やはりビンゴでした。
その直後に義母が車の事故を起こして病院で入院する期間があったのですが、
その時ようやく義父は私の言っていたことを信じてくれました（事故前だったらよかったんですけど）
そんな経緯があって義母のお世話が始まり、介護も必要になったので、昨年から介護もをしているのですが、
実母の時とは種類の違う介護なのでいつも勉強になることが多いです。
しかし不思議です。介護をしていてもイライラしません。
それどころか、今まで義母に一切感じることのなかった「愛おしい」という感情があります。
以前の私からは全く想像できないですが、こんな風に思えることに正直自分が一番驚いています。
私が義母のことを考えているのが伝わっているのか（家族から義母のことを任せられています）
いつも義母は私に「ありがとう」をたくさん伝えてくれます。
特に喜んでくれるのは、私が髪を切ってあげる時。本当に嬉しそうなんです。
これに関しては実母の時も同じように喜んでくれていましたが、綺麗になることは女性の喜びですね
一緒に買い物に行って洋服を選んであげるときもワクワクしているのがわかる。
よく一緒に食事に行ったりドライブに連れていってあげるのですが、いっぱい笑ってすごく楽しそう。
そんな義母を見て私もうれしいのです。
もしかしたら、義母と出会って今が一番仲が良いかもしれません。
ちょっと変なところにはもう慣れましたし、そこはもう笑いとしてネタとして捉えるようにしたので、今では面白いと感じます。
何より、楽天的で明るいのが義母の最大の長所。
よく笑う人なので、場も明るくなります。
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もう介護はしない！と決意するほどに実母の介護をやり切りましたが、
そこからわずか３年ほどで、まさかこんなにも早く義母の介護をすることになるとは思ってもいませんでした。
でも、実母の時と違うことは、たった一人での介護ではなく、家族全員で協力してやっていることです。
これからが更に大変になると思いますが、お互いの負担をカバーしながらフォローしながらの介護。
この違いは天と地の差があります。
一人で介護をして倒れたことがあるので、介護する側が潰れないようにすることは大切です。
これは実際に経験したのでよくわかります。
自分（介護する側）が崩壊する介護はよくない。共倒れになると本当に動けなくなるからです。
それに、心身の回復にも時間がかかります。
人生、何事も経験。
今回の介護が気分良くできているのも、実母の介護を経験したからこそ。
お母さんありがとう、です。
義母とはせっかく現世で家族として出会ったので、私ができることは後悔のないようにしてあげたいと思っています。
「今」しかできないことがあります。
「今」の瞬間を大切にして接しています。
浄化をしていなければ、今頃発狂して介護していたかもしれません。
浄化ができることに大きな感謝です。
本当にありがとうございます。
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