ハートの解放、インナーチャイルドの浄化は続いています。
先日、わたしは無意識に「お母さん」と口に出して言っていました。
寝言ではなく、起きているときに「お母さん」とはっきりと。
言っている自分にびっくり。なんで今わたし「お母さん」って言ったんだろ。
その後、お母さんに謝りたい気持ちになりました。
「お母さん、ごめん。」
「お母さん、ごめんね。」
声に出して言うと、涙が出てきました。
涙が止まらない。
その時、
母の最期、息を引き取った直後の穏やかで優しい笑顔が浮かびました。
母と一緒に生きた年月、私はずっと母に手紙を書き続けました。
おかあさん、ありがとう。
おかあさん、だいすきだよ。
お母さん、長生きしてね。
母はずっと病院で入院していていつも離れていたから、私は手紙で想いを伝えていました。
大きくなっていく毎に想いを伝えることが恥ずかしくなっていったけれど、
お互いの誕生日、母の日、何かの節目には必ず母へ感謝の気持ちを伝えていました。
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母の最期の時。
これが本当の最期なんだな、母は私の目を見つめながら一生懸命に言葉を発していました。
酸素マスクが邪魔だったろうな。
母は私に向かって必死に「ありがとう」と言っているのがはっきりわかりました。
心拍数が一桁になっていく母の手をとりながら、私は泣きながら「お母さん、ありがとう」と連呼していました。
そして、母の意識が薄くなっていく時、一緒に居てくれた夫が私に向かって大声で言ってくれたことがありました。
「ほら！お母さんに一番伝えることあるやろ！今言わないと！！お母さんに今ちゃんと言ってあげないと！！！」と。
母の心拍数が一桁になった最後の最後、
わたしは母に聞こえるように大きな声で伝えました。
「お母さん、大好き！！！！！」
これは、ありがとうよりも私が一番母に言いたかった言葉でした。
この言葉を聞いて嬉しそうに表情を浮かべながら、母は私を見つめながら息を引き取りました。
目を閉じたあと、母の目から涙が流れていました。
病気で涙が流れなかった母の目から大粒の涙がこぼれていました。
私の言葉と気持ち、お母さんにちゃんと伝わったんだ
私の本当の気持ちを伝えたあとの、嬉しそうに微笑んでいた母の笑顔がとても優しかった。
そのとき私は、やっと言えた・・・という思いでいました。
「お母さん、うれしそうだったね。伝えれてよかったね。」夫が言ってくれたのを覚えています。
あの時、夫のアシストがなければ言えなかったかもしれない。
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母が亡くなる少し前、母は私にLINEでメッセージをくれていました。
「母親なのに娘に迷惑ばっかりかけて、病院通いばかりさせて、介護ばかりさせて、あなたの自由を奪って、申し訳ない。
あなたはこんな私のこと嫌いでしょう。ごめんね。」と。
LINEでは返事をしていたけど、
面と向かってちゃんとこれについての想いをはっきり伝えていなかった。
死に際にギリギリセーフで一番大切なことをやっと伝えたけれど、
なんでもっと生きているときに言ってあげれなかったんだろうって、今になってその思いが込みあがってきていました。
今回、それに対しての「ごめんね」が溢れてきていました。
素直に言えなかった自分が悔しくて、
ほんとはお母さんのこと嫌いじゃないよ、そうじゃないよ、大好きなんだよ、ってことを証明するために母の介護も全力でやってきたけれど、
母の前では絶対に強い自分で居る、絶対に泣かない、弱音は吐かない、母に心配かけないように迷惑をかけないように、
絶対にひるまない！という気持ちで気丈にやってきました。
一生懸命に毎日必死に生きる母を守りたくて、私がしっかりしなければという強い想いと、
祖母の最期に「お母さんのことを頼んだよ。お願いね。」と祖母に言われたその約束を守りたくて。
でも、今思うのは、
そんなに強がらずもっと素直でいても良かったんじゃないかと、今そう思います。
母への想いはこれまでに何度も浄化してきたけれど、
もうすぐ母の命日を迎える今、自分の心の核の部分の浄化と解放がありました。
毎日、「ママ、ありがとう。ママ、大好きだよ。」と、
素直に正直に真っ直ぐに面と向かって伝えてきてくれる息子を見て、
わたしも自分の母に対してこんな風であったらよかったのに、という想いが出てきていました。
子どもはいろんなことをみせてくれる。気づかせてくれる。
ありがとうとごめんねを繰り返して浄化していくたびに、私のハートがまぁるくあたたかくなっていく。
ハートがほぐれて浄化の涙がとまらない
ハートが優しい色で染まって色濃くなっていく
ありがとう
大好き
最高に幸せな言葉です
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