気圧の変動や

星の動きで

私の身体はカンタンに崩れる。



今も突然、気管支が炎症してきた。



龍になればこの苦しさは無くなる。


ふと、そう思ったとき

けれど、私はこのままでいたい、と思った。



地球に生きているのだから


雨は降る。

風は吹く。

雷は鳴る。


アタマおかしいんじゃないかってくらい日照る時も


堪忍してくれよって思うほど豪雨の時もある。




地球に生まれてきたのだから



そりゃ、しゃーないのよな。

それ、選んできてるんだもんね。

それ、感じたくて肉体持ったんだもんね。



私はわざわざ

こんな苦しさを感じる肉体を持って生まれてきたのだ。


知りたかったんだね。




昔は天気が崩れるのと連動する自分を

その都度、呪い倒してた。


雨が降ったくらいで動けなくなる自分の身体を心底憎んでた。



自分自身と自分自心、そして自分自神。

それぞれが分裂して喧嘩しまくってたなぁ




この気管支の炎症は

気圧の変動が治れば

自然と治る。



薬で手当てして

無理矢理、動けるようにしなくてはならない程の

スケジュールからはおさらばした今。



だから、静かに雨が止むのを待つように

淡々と炎症が鎮まるのを待てる。





自分のリズムで生きてゆける。



ひっそりとした安心。



この三年で私が得たもの。

自分へと捧げ続けているもの。