バレエスタジオ経営者の育て方

バレエスタジオ経営者の育て方

昼は専門職をする一方、夜は奥さん(バレエスタジオ経営)とディスカッションをする日々の中で気付かされることについて書いていきます。

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今回はバレエスタジオの売上の伸ばし方について書きたいと思います。

 

まず、訴えたいのは、

頑張って稼ぐぞ!という意気込み

は全く要らないというということ。

 

意気込みだけで売上が伸びたらどんなに良いかと思います。

 

でも、現実はそんなに甘くはありません。

私なんかは、商売っ気全開だとちょっと引いてしまいます。

 

では、何が必要なのでしょうか?

 

まず、売上を伸ばすためには、例えば次の2つの方法が考えられます。

 

・値上げする

・お客さんを増やす

 

値上げをすると、確かに売上は伸びるかもしれませんが、

逆に、お客さんが離れてしまい売上が落ち込むかもしれません、、、

 

いやらしい話ですが、お客さんが離れないギリギリの

価格設定を検討しても良いのかもしれません。



では、もう一つのお客さんを増やすという方法はどうでしょう?

 

他のバレエスタジオとパイの奪い合いをするのか、、、

と考えるとゲンナリするかもしれませんが

それはある程度仕方ありません。商売ですから、、、 。

 

ただ、言いたい事は他にあります。

 

それは、お客さんを増やすために、例えば、

以下の事をより具体的に考えてみるべきという事です。

・お客さんになりそうな人はどこにいるのか?

・世の中はどういうものを欲しているのか?

 

何を今更と思うかもしれませんが、

正直、自分自身がやりたい事をただやっている人が多い印象なのです。

 

勿論、やりたい事をやる事を重要です。

 

自分を偽ってやっていっていると、

ほころびは出ますし、

精神的な負荷も大きいですから、、、

 

しかしながら、やりたい事をやっているだけでは、

売上は伸びないことが多い気がします。

 

とはいうものの、

・お客さんになりそうな人はどこにいるのか?

・世の中はどういうものを欲しているのか?

といった疑問に対する答えは、すぐに見出せるものではないかもしれません。

 

しかしながら、こういう事を日常的にかつ緻密に考えることこそが、

売上を伸ばす一つの方法ではないかと思うのです。

 

おわり

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、

しばらくの間お休みをするスタジオも多いと聞きます。

 

休業補償の制度が整備されているスタジオは少ないでしょうから、

このような事態はバレエの先生にとっては死活問題かと思います。

 

そこで本日は、バレエスタジオにおいて想定されるリスクと、

それに対する備えについて書いていきたいと思います。

 

昨年、闇営業の問題に端を発して、

吉本興業が所属芸人と契約書を交わさないことが話題になりましたが、

契約書を整備しているバレエスタジオはどのくらいあるのでしょうか?

 

大手と言われるところは契約書が整備されていると思いますが、

街場のバレエスタジオの多くはそこまで手が回っていない

というのが現状かと思います。

 

一方で、想定されるリスクは沢山あります。

 

例えば、

・先生の怪我(一定期間、レッスンを行えなくなる)

・生徒の怪我(監督責任を問われた)

・物損(スタジオの壁面ミラーを割ってしまった)

・休業(被災した、感染拡大防止措置、立退を迫られた)

・金銭トラブル(レッスン料の不払い)

・生徒間トラブル(いじめ)

・労使間トラブル(過重労働)

・プライバシー問題(肖像権トラブル、個人情報の流出)

・知的財産権問題(SNSへの無断投稿、商標権侵害)

などが挙げられます。

 

法務のスペシャリストではなないので、

掘り下げて書く程の知識はありませんが、

少なくとも、契約書、規約、覚書などを作成して、

責任の所在を明確にしておくべきかと思われます。

(多額のお金をかけずに、できる事なので)

 

また、資金に余裕があれば、

労災保険、傷害保険への加入も良いかも知れません。

 

ただし、労災保険は、

従業員がいれば事業主も労災保険の特別加入ができますが、

1人でスタジオをやっている場合には、加入は難しいようです。

 

また、傷害保険についても、

動作の特性上、回ったり、ジャンプをしたりするため、

一般的な傷害保険は引受けが難しいといわれることがあり、

割高なアスリートやダンサー向けの傷害保険への加入を

すすめられることが多いようです。

 

つまり、保険によるリスクヘッジをするには、

資金力をつけるという、なかなかに高いハードルがあるといえます。

 

そして、保険で全てのトラブルがカバーされる訳ではないという

現実があります。

 

口説いようですが、想定されるリスクと、

それに対して現状、備えがあるのかないのかくらいは、

整理され、明文化されている必要があると思います。

 

しばらくの間は不要不急の外出を控えるようにといわれていますので、

こういうときこそ、将来のために事務作業をしておくべきかもしれません。

 

バレエスタジオ経営に限らない話ではありますが、

本来のやりたい事とはかけ離れた煩わしい事(例えば事務作業)をいかにしてきたかが、

やりたい事を長くやっていく近道かも知れないと改めて思った今日この頃です。

 

おわり

このブログの方向性については、

バレエスタジオ経営について書いていくと決めていますが、

今回も関係のない話からスタートしたいと思います。

 

わたくし、俗に言う偏差値エリートでございます。

 

中学・高校・大学・大学院入試、就職試験、国家試験、

一流とか難関というところに一通り合格して参りました。

 

ここまで読んで鼻につくヤツだなと思ったかもしれませんが、

自慢話をしたい訳ではないので、是非ぐっとこらえて読んでみることをおすすめします。

 

今回は「結果が出る人と出ない人の差」について話を展開していきたいと思います。

 

こんな私ですが、学校の成績はというと、

中の上とか中の下といったあたりを推移していました。

 

勿論、猛勉強をした時期もありましたが、

合格の要因は猛勉強にはないと思っています。

 

では、何が合格の要因だったのか?

 

私は『点読み』と名付けていますが、

問題の各問いを解くのにそれぞれ何分くらいかけられるのか?

また、各問いの配点はどのくらいか?

例年の問題と比較して平均点、合格点はどのくらいか?

というのを分析することに多くの時間を使ってきたからだと考えています。

 

可愛げのかけらもありませんが、、、

 

私はこの方法論を自分で確立しましたが、

私なんかより遥かに雲の上の存在であるトップエリートと呼ばれる人たちはこういうことを当たり前のようにやっていますし、

こういうハウツー本も沢山出ているので、今となっては誰に知られてもお構いなしです。

 

さて、この話がバレエスタジオ経営とどう結びつくかですが、

ずばり、バレエスタジオの活動において『点読み』が出来ていますか?

と問いたいのです。

 

バレエスタジオに置き換えると、例えば、以下のようになります。

 

各レッスンの設計にそれぞれどのくらい時間、金銭、労力をかけられますか?

各レッスンの収益性はどのくらいですか?

設計したレッスンの顧客満足度、吸引力はどのくらいと予想されますか?

 

「より良いバレエスタジオを作りたい!」

という熱い気持ちでやっていっても、

おそらく中長期において安定したスタジオ経営は難しいと思われます。

 

スタジオ経営においては、

「より良いものを!」という前のめりな思考ではなく、

「費用対効果のバランスのとれたものを」という思考をしてみると、

結果が出やすいと考えています。

 

誤解しないで頂きたいのは、

決して、適当なもの、中途半端なものを推奨している訳ではないということ。

(そんな不誠実なスタジオはきっと潰れます。因果応報というヤツです。)

 

提供していることが計算されたものであるかどうか、

細部までデザインされたものであるかどうか

が結果が出る人と出ない人の差ではないかと考えている今日この頃です。

 

おわり

今日は、お金の話とは違った話をしていこうと思います。

 

テーマは、バレリーナとバレエの先生の違いについて。

 

巨視的にとらえると、両者はバレエ関係のことをやっている人ということで一括りにできるかと思います。

 

もう少し、ミクロな視点でとらえてみると、

バレリーナは、バレエをする人、バレエの先生は、バレエを教える人といった具合でしょうか。

バレリーナ兼バレエの先生は、バレエをしたり教えたりする人と位置付けられ、

数学的にはきれいな弁図が描けます。

 

さてここで、バレリーナとバレエの先生の目的について考えてみたいと思います。

 

バレリーナはバレエをする人ですから、その目的はバレエをすること。

バレエの先生はバレエを教える人ですから、その目的はバレエを教えること。

 

とは、なりません、、、。

 

バレエをすること、バレエを教えることは、

バレリーナ、バレエの先生にとっては手段であって目的ではない気がします。

 

手段と目的の違いは、色々なところで語り尽くされているでしょうから、

今更、例え話をするのも野暮かもしれないのですが、

置いてけぼりは作りたくないので1つだけ挙げたいと思います。

 

金槌は何をする物かを考えてみると、

例えば、釘を木材に打ち込むものといえるかと思います。

 

それでは、金槌は釘を木材に打ち込むものですから、

その目的は釘を木材に打ち込むことでしょうか?

 

もしかすると、釘を木材に打ち込むことだけを目的にしている人もいるかも知れませんが、、、

やばい雰囲気を醸し出している人である可能性が高いです、、、

 

金槌は、釘を木材に打ち込むための手段であって、その目的は、

例えば、家を作るとか家具を作るとかであるはずです。

 

話をバレリーナとバレエの先生に戻してみると、どうでしょうか?

 

あんまり引っ張らずに、私なりの理解を書いてしまうと、以下のとおりです。

 

バレリーナはバレエをするという手段を用いて、

例えば、観客を魅了することを目的としている気がします。

 

一方、バレエの先生はバレエを教えるという手段を用いて、

例えば、バレエ特有の身体の使い方ができる人を養成すること目的としている気がします。

 

これらは間違いです!と言われるかもしれませんが、、、一個人の解釈なのでご容赦ください。

 

このように、目的によって両者を比較すると、それぞれが全然違う方向性を示していることが見えてきます。

 

私の奥さん(バレリーナ兼バレエの先生)について、

あまりよく知らない頃は、「高尚な芸術の心得がある人」と思っていました。

 

で、今はというと、

 

バレエの先生としての側面を見る機会が多いからか、

「身体の使い方の専門家」という印象です。

人一倍こだわりも強いので、頑固な職人のようにみえる日もあります。

 

このように手段からとらえるのではなく、

目的からとらえるというアプローチを考えてみると、

バレエの先生やバレエ教室が提供できるもの、成せるものというのは、

結構沢山あるのかな、と思った今日この頃でした。

 

おわり

今回は、どうすればバレエスタジオの経営が安定化するのか

という壮大なテーマの第一歩として、固定費について書いていきます。

 

固定費とは、売上があってもなくてもかかる費用のこと。

 

例えば、以下のようなもの。変動費っぽいものも含まれているかもしれませんが、、、

 

・給与、個人事業主の生活費

・スタジオ賃料

・交際接待費

・広告宣伝費

・(固定資産をもっていれば)減価償却費

・通信費(電話代、インターネット代等)

・事務用品費

・教育費(外部研修の受講料等)

 

まずは、これらを賄えるだけの売上を上げることが経営安定化の第一歩となるのだけれど、

意外とこのあたりが考えられていない。

 

もっと言えば、このあたりと向き合っていない、、、直視していない、、、

 

確かに、バレエの先生はバレエを教えることが第一であって、

それ以外のことはノイズでしかないのかもしれない。

 

また、儲からないのは当たり前だと思っているのかもしれない。

 

ご実家が資産家だったり、パトロンがついていれば、

経営のことを考えずに高尚な芸術を思う存分できるのかもしれない。

 

果たして、それでいいのでしょうか?

 

貧乏生活に突入する覚悟は?

資産を使い尽くした後は?

支援を打ち切られたら?

 

惰性でやっているなら、その時点での撤退は良い判断だと思います。

 

一方、生活がかかっていたり、

バレエスタジオに人生をかけている場合、

経営の安定化や経済的自立は必須だと思うのです。

 

簡単に言ってくれるじゃねーか!

と思われるかもしれませんが、そこの難しさは分かってるつもり。無茶苦茶難しい。

 

「売上を増やして、費用を減らせば経営は改善します!」なんて適当なことは言いません。

 

まず、固定費を分析すること、

どんな費用がいくらくらいあるのかを把握することが

経営安定化の第一歩と考えます。たぶん、分かっていないから。

 

とりあえず、今日のところはここまで。

 

こんなことを書いていると、

ファイナンシャルプランナーの資格でもとってみようかな~

なんて気分がふつふつと湧いてきました。

これから人生初のブログを書く訳ですが、、、

早速、タイトルから微妙かも知れない、、、

 

とはいえ、書かないと始まらんし、、、

 

このブログで整理していきたいのは、ずばり「バレエスタジオの懐事情」。

 

バレエというと高尚な芸術であることは疑う余地もない。

その一方で、一般に儲からんらしい、、、

 

こんな事を聞くと、本職で経営の悩み相談に乗ったりしている身としては、

しゃしゃりたくなってくる。

 

面白そうだから。

 

そして昨年の秋から、奥さんが経営するバレエスタジオの

バックオフィスサポートをする代わりに、しゃしゃる事を許してもらう。

 

そこで分かった事は、ビジネス戦略とかがあまりないという事。

常に裸一貫で勝負している感じ。それはそれでカッコイイのだけれど。

 

バレエの先生は身体を動かすスペシャリストなのに、

ビジネスパーソンとしては今一つ、、、

 

こういった状態から抜け出せないのは、

何が足りないのか?何がズレているのか?

 

このブログでは、ゼニカネの話にとどまらず、

バレエの先生でないからこそ見えてくる事柄について、

分析をしていきます。