※ネタバレが含まれます。

 観劇後の考察としてご覧になることを推奨します。

 

 

 

人間種の世界でも

 

吸血種の世界でも

 

相容れない存在

 

 

ダンピール

 

 

吸血種における嫌悪はクランの場面で、

 

人間種における嫌悪はマリーゴールドで

 

ありありと見せられますよね。

 

 

 

 

 

彼らは、短命故に生きながらえようとします。

 

よって、

 

Patch stage vol.6 「SPECTER」 [DVD]

 

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SPECTERのローザやローザの父のような

 

カルト教団によるスティグマ事件

 

心臓を捧げるといった思想

 

 

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マリーゴールドのアナベルのように

 

 

『COCOON』星ひとつ(特典なし) [DVD]

 

ウルのように

 

原初信仰を深めて

 

TRUMPに不老不死を求めるんですね。

 

 

 

 

 

しかし、

 

血の戦争以来、ファルスを生み出さない決意をしたクラウス

 

心臓を捧げようとも響かないですよね。

 

 

彼らの人生を捧げる覚悟の信仰は

 

クラウスにとって

 

むしろ嫌悪したくなるような思いですよね。

 

 

 

不老不死を「永遠に命を与えられる」と捉えるか、

 

「死を奪われる」と捉えるかの違いが

 

彼らの間にある。

 

 

その中でも、ファルスになった2人

 

ソフィ・アンダーソンとリリーは

 

死を受け入れ、恐れていない。

 

アレンも然り。

 

 

 

 

 

 

(マリーゴールドのヘンルーダによると)

 

心臓や内臓に基礎疾患を抱えて生まれてくる。

 

そのため、短命である。

 

 

登場人物が原初信仰者なのか

 

死生観は?

 

そんな観点で観劇し直してみると

 

より、繭期が拗らせられますよ。

 

 

 

みんなの思いや願いが絡み合い

 

何一つ叶わない

 

むしろ、最悪な結末へと進んでいく。

 

 

 

 

それが、TRUMP