自分の心の奥を垣間見てしまいました…。 | 8manのブログ

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妻を亡くして1年後、50歳となり、始めたブログ。息子も中学校を卒業し、高校生になりました。
ランクル60 、HARLEYなど仕事も遊びもしっかり楽しんで、今後の人生を歩んでいこうと思ってます。

自分の心の奥を垣間見てしまいました。

 

昨日、父の喜寿のお祝いをしました。お祝いといっても、孫やひ孫まで含めたみんなで簡単な夕食をとっただけですが…。

 

みんなでワイワイと大騒ぎしながらの夕食。

母が父に

 

みんなに祝ってもらえて幸せだね

 

何て話している。

 

 

 

父も母も、妹や甥っ子、姪っ子もみんな元気。

私にも父や母に感謝する気持ちはあるけれど、何故か心の底から祝えていない自分に気づきました。

 

みんなが楽しそうにしているけれど

そこには、妻だけがいない。

 

みんなは変わらぬ日常を過ごしているけれど

いつもなら、いるはずの妻がいない。

 

 

あぁそうか、やっぱりまだ、妻がいないこと、逝ってしまったことを心の奥底では引きずっているんだなぁ。

 

3回忌も終わり、2年と言う月日が過ぎたけれど、

妻がいない日常にも慣れ、今までどおり仕事できるようになってきたけれど、

まだまだ乗り越えたわけではなかったんだなぁ。

 

祝ってあげたい気持ちの裏で、

妻はもう祝ってもらえない…。

みんなも忘れたわけではないんだろうけど、それぞれの日常を過ごしているんだなぁ。

 

 

もう大丈夫って思っていたけど

こう言う瞬間に、心の奥で湧き上がってしまう悲しみ、悔しさ…。

 

それでも、そんなことを口に出して言うわけにもいかない。

 

息子と2人、もう大丈夫って言う姿を見せていかなければ…。

 

でもそりゃそうだ。

みんなにはみんなの生活がある。

そして、私と息子には、ママがいない日常が…。今までの日常は、もう戻ってこないんだから…。

 

毎日仏壇にお線香をあげて、遺影に話しかけて…。

こうやって、悲しみや悔しさをごまかしているだけなのかもしれないなぁ。

 

心の底から笑えていない自分。

もしかしたら、息子もそうなのかもしれない。

 

死別の悲しみや悔しさを乗り越えるって

やっぱり一筋縄にはいかないもんですね。

 

だからといって、投げやりになったり、落ち込んでしまったりすることはないけれど、

何だろう…諦め?嘆き?

自分だけ楽しんんでいてはいけないような…。

 

 

 

いつになれば、乗り越えていけるんでしょうね。

 

何か急に、妻に会って話をしたい気持ちになってしまいました。

 

お〜い、今日は俺の誕生日だぞ!

こんな日ぐらい夢に出てきたっていいんじゃないかな?