授業参観の感想。(長文スミマセン)

 

学校では、算数は習熟度別クラスとなっていて、

成績順(とは公言されていないが)である。

 

長男が参加していたクラスでは、

各自、先生に出されたテーマに沿って、文章題作成

(もちろんPCで)

それをオンラインにUP

みんなが他の子が作った問題を解く

問題を作った子が解き方を解説する

 

といった感じであった。

 

自塾では、算数偏差値20台から40台

の長男であるが

学校の授業では上位クラスに入れる。

(担任は「国語が苦手で算数が得意なんですね。」

 と面談で言っていたが、

 長男の塾の成績は、国語>>>>>算数である。

 私は違う子の親に間違えられていたのだろうか)


 

お題は、小数点を使った文章題を作ろう

であった。

 

私の目の前の席の子は


マカロン1個は☆g 全部で☆☆gでした。

この箱に何個マカロンが入っているでしょうか。

 

みたいなかわいい問題を作成していたドキドキ

 

なんてかわいらしいんでしょう。

と、この時点では、

ひたすら感心していた。

 

 

そのうち、他の子の問題を解こうという時間に。

画面にたくさん並ぶ文章題。

これがとんでもない難問だらけなのだ!!

 

例を挙げる。

・山田さんはパーティに呼ばれました。

 パーティは、○○のお祝いです

 お洋服は何を着て、何を手土産にもちました

 その手土産を落としてしまいました

 という、前置きが400字ほどあり

 会場は××線沿線です。うんちゃらかんちゃら。

 え?鉄道?乗り換え?と続き、

 

まさかの運賃を出す問題!!

 

前半の400字絶対いらん!!

パーティ設定要りますか!

手土産落とす?なぜそこで?

しかも問題解くのに

手土産の値段が必要になるという

引っ掛け?バリバリなのだ




 

気を取り直して次。

 

・クレープを作ります。

 1個作るのに〇円かかります。

 小麦粉は×円 バターは☆円 

 光熱費は■円 うんちゃらかんちゃら

 



さて、1個を作るのに必要な人件費は?

 

 

まさかの人件費!!

10歳にして経営についてシビアに考えているのだろうか。

お菓子1個あたりの原価をいつも計算しているのだろうか。

親がそういう話をしているのだろうか。

(算数以外で)学ぶことの多い問題であった。

 

私も今度そういう会話をしなくては(?)。

 



 

このあとも かなりの難問が続いた。

15リットルの味噌汁を四人家族で分けると

一人何デシリットル?


 

 

↑頭に浮かんだ




50平方センチメートルの土地を買いました

 

 

↑買い主かな?


多様な世界観に溢れており

まさか算数の授業で

こんなにココロの中で大爆笑させてもらえるとは

予想してなかったため

非常に有益な時間となった。



なお長男の作った問題は

登場人物が皆ギャル曽根かな?と思うような

大食いの人たちの話であった。



 

ふと、私は1冊の問題集を思い出した。

 

 

 

↑何を聞かれてるのか、熟読しないとわからない

こちらのシリーズである。

 

Z会の算数の問題集は子供の心をつかむために

なぞの設定があるのだな。と

Z会のリサーチ力に今更ながら感服したのである。